ASIAの独り言

在米イチニ&ジョミブル者の独り言。内容に関しては一切の責任は取りませんので、全て自己責任でお読み下さい。
ギルガメッシュを見終わりました(ネタバレあり)
レンタルでコツコツと見ていた「ギルガメッシュ」を先日やっと見終わりました。

いやぁ〜内容的には色々と不可解というか、ちゃんとしたストーリーもあるんだかないんだかっていう感じだったんですが、雰囲気で全て押し切りました!という力技的な勢いにグイグイ引きこまれて最後まで見てしまいましたよ。本当にね〜こういうキャラにもストーリーにも生気の無いアニメは本来苦手なんですがね〜どのキャラにも全く感情移入できなかったんですがね…説明できない訳の分からん魅力がありました。ギルガメッシュの一巻と同時期にレンタルした「009ノ1」のほうがアニメとしてはオーソドックスにまとまっていたというか、普通に面白かったんですが続けて見る気はあまりしなかったです。

そもそもなんでギルガメッシュなんか見ようと思ったかというと、むか〜し昔子供の頃風邪だかなんだかで行った総合病院の待合室に漫画雑誌が置いてあって、多分そこに載っていた漫画がギルガメッシュだったからです。といっても記憶はものすごくうろ覚えで、実はその漫画がギルガメッシュだったのかどうかはイマイチ確信がないのですが、石森正太郎の漫画であったことは多分間違いなく…。で、その中の1シーンがず〜っと記憶に残っていて、気になってしょうがなかったのですねえ。でもこのアニメ自体は原作とはほぼ別物で(というかアニメ化というより原案として使わせてもらいましたという感じのようです)ストーリー自体もかなり現代風にアレンジしてあったようなので、アニメを見てもその記憶に残るシーンを彷彿とさせるものは結局カケラもありませんでした。今年の帰省の折に漫画でも探してみようかと思っています。

あとキャラデザが奥瀬サキというのも興味引かれたポイントでした。昔の低俗霊狩りとか火炎魔人とか好きでしたが、一度帰省した折に最近の作品はどうだろうと購入した漫画(コックリさんが通るだったような)は異様に濃すぎてついていけなくて古本屋に売ったか蓮上さんに差し上げたかしたような気がします。

でここからがネタバレ的な感想なんですがね。とりあえず色薄くしておきます。

最終的に全く救いのない悲劇的な幕の閉じ方をしたことに関しては、何しろ最初から最後までウツウツと暗〜いアニメだったので特に裏切られたという感じはしませんでした。最近のアニメによくある「お話訳分からなくなっちゃったからここでぶった切っとくね!」みたいないい加減な終わり方に比べると、ギルガメッシュの場合はこういう最終回がむしろふさわしかったと思うし、そういう意味では期待を裏切らない良心的な最終回だったと思います。

ただへ?なにそれ?と思ったのは、やっぱり伯爵夫人の役割ですよ。結局なんですか、伯爵夫人の嫉妬がTearと入り混じって、それがエンキドゥと残りの三人を操って、地球が滅亡したってことでよろしいんでしょうか??この世の全ての悪の根源は伯爵夫人だったってことでオッケェなの??そもそも伯爵夫人の嫉妬が世界の破滅の理由になるって意味が良く分かりません。嫉妬だけが問題だったのなら、エンキドゥを操って自分のものにして世界は平和でよかったんじゃないの??そのあたりがイマイチ消化不良で…。まあ理屈で見ちゃいけないアニメなんでしょうけどねえ。振り回された残りの世界が全く報われませんよ。

あと、あれだけ意味深な伏線引いておきながら、紀世子のお腹に宿った子供は結局どうなっちゃったんでしょうか。結局生まれるチャンスもないならあんなにドロドロの姿とか繭とか演出しなくても良かったんじゃ…。ノウェムにしても、紀世子のこと愛してたとかなんとかいうけど、一緒にいた時間が僅か過ぎてうすっぺら〜って思っちゃった…(年取って夢が無くなったのさ)それ以前に、紀世子は妊娠までしちゃったのに弟のことばっかでノウェムのことなんかちぃとも心に残ってなさそうだったのが更に??でした。好きなら弟ばっかじゃなくてノウェムの事も呼んであげれば通じたかもしれないのにさ…結局紀世子はノウェムのことなんかそんなに好きじゃなくて、辛い思いをしていたときにたまたま傍にいた相手と傷を舐めあいたかっただけだったのかしら。それならそれで非常に現代的といえるけれども…。

ああ、あと結城老人と麗子って別にいなくても全然ストーリー的に困らなかったんじゃないかと思いました。

というわけではっきり言って見る人を選ぶアニメだなと思ったのですが、自分はそこそこ見て良かったかなと書いておきます。お話が面白かったかと言われるとそれはちょっと…(−−;)
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