ASIAの独り言

在米ジョミブル者の独り言。全て自己責任でお読み下さい。
CG映画ハーロック感想(ーー)(ネタバレありあり!)
たった今思い出したんですけど(爆)CG映画のキャプテンハーロック、観ましたよ〜!!なんと普通にもうネットのレンタルに出てました。なんとなくもう今年は無理かなと思っていたので驚きましたですよ。

でもこの映画かなり不可解でございましたよ。普段映画でもなんでも赤(仮名)さんが寝てるときに観てるから音声をあまりあげなくても良いように、耳の不自由な人用の字幕つきで観てるんですが、この映画ったら字幕と吹き替えの台詞がかなり違ってましてね。おかげで大混乱いたしました(ーー;)内容だけじゃなくて、字幕で何も出てこないところで吹き替えではぺらぺら喋ってたり、台詞のタイミングが全然違ったり。ちゃんと公式の筈なのに、なにこのパチもんぽさ!(ーー;;)思ったのだけれども…多分字幕で出てたのは、海外に向けて映画リリースするにあたって制作者側が自ら入れた字幕で、吹き替えの台詞は海外側が更に独自に勝手に入れたものなんじゃないかと。全体的に吹き替えのほうが説明が多くて皆さんおしゃべりでしたからねえ(笑)戦いの最中とか、字幕だと誰も何も喋ってないのに吹き替えだとぺらぺらみんな喋りまくりっていうね…。同じ場面でもアメリカ人(と勝手に決めつける)は沈黙に耐えられないのかしらん。だけどこういうの、公開する前にチェックしないんですかね??繰り返すようですけど、パチもんファイルとかじゃなくて、ちゃんとしたレンタル会社でちゃんと公式リリースされた映画でございますよ。なんじゃこりゃ。

ともかく、字幕と吹き替えの内容自体はそれほど食い違ってはいなかったのですが、それでも結構解釈の違う場面があったもんで、字幕と吹き替えの内容を両方追いながら、なんでここは違うんだろう…とか考えたりしちゃって非常に忙しい映画視聴でございました(ーー)あ!それからね、名前がかなり改変されてたもんで余計にこちらは混乱が増すばかりでございましたよ!(ーー#)ケイはそのままケイだったんですけど、台羽正ポジションであるキャラのヤマの名前が「ローガン」になってた!おかげで最初は誰が誰だかわかんなくて恐ろしく混乱いたしましたよ。へ?ローガンって誰のこと?みたいなさ。あの顔にローガンって全然合わないと思うんだけど(ーー;;)第一ローガンってこういうキャラにつけるほど、好感度高い名前ですかね??一緒に観てた友人曰く「Xメンのローガン人気にあやかったんでは」という意見でございましたが、ウルヴァリンの本名がローガンってそんなにぱっと出てこないんじゃあ…。あとヤッタランの名前がユリアンになってた!あなたユリアンっていったら銀河英雄伝説のヤン提督の養子のユリアン・ミンツに決まっているじゃありませんか!!紅茶を入れるのが上手で、子鹿のようなイメ〜ジでございますよ。そんな可愛いイメージが刷り込まれているお名前を、メタボで汚らしいオッサンにつけられてしまうとは…。同じ頭文字のYで名前を探してあんまり候補がなかったのかもしれしれませんが、それならヤマの名前をユリアンにしてヤッタランをローガンにしたほうがよかったんでないかしら。そのほうがまだ語感的にも体格的にも合ったんじゃあ…(ーー;)とにかくここらへんの名前の改名は日本側にはおそらく全く相談すらしていないのであろうと推察。

あ〜でもよく考えてみると、つまり吹き替えと全く違う字幕も名前だけはちゃんと直したってことなんだろうか…。つまり字幕と吹き替えはグルであると…(何の陰謀)その割には字幕と吹き替えをシンクロさせようっていう努力は全く見られなかったし…謎が謎を呼び謎謎…。

謎といえば、映画自体の内容も非常に謎でございましたよ。どこらへんが謎かっていうと、アンタ一体この映画で何をしたかったの…という巨大な謎でございますよ(笑)なんつ〜か、確かに見てくれはハーロックだけど、やつはハーロックじゃなかった!(爆)勿論アルカディア号のデザインがどうとかなんてのはこの際些細な問題でございますよ。しかしなんつ〜か、問題は、やつが本質的にも根本的にも「宇宙海賊ハーロック」ではなかったってところ。

映画をご覧になった方ならお分かりと思いますが、要するに限られた人数しか地球に降りることが出来なくて、みんなが我慢して順番を待っていたところ、特別階級の人たちがズルっこな真似をして皆に内緒で地球に降り始めた。それを許せなくて暴走したハーロックのせいで地球は滅びました。そのおかげでハーロックは不老不死の呪われた存在になり、自分の罪を償うために時間を戻すなんちゃらの鍵を集めるために宇宙中を放浪して回っているのです…。

っていうイカレタ内容ってことでいいんですよね??(確認)

一体全体これのどこがハーロックなんですかね??あの格好してアルカディア号に乗ってりゃ誰でもいいわけじゃないんだよ!(ーー)俺の旗の元に生きる自由な男はどこに行ったんだよ、どっかに隠してやがんのか、ああ?!隠してるんなら出し惜しみしないでさっさと出しやがれ!(激怒)

しかし台羽君ポジションであるヤマもヤマですよ。なんか知らんが植物園の植物が枯れる運命だからとかなんとか(うろ覚え)で急にキレて温室を破壊し、好きな人は植物人間、兄(英語版では兄という描写は出てこなかったような…?)は車椅子。そんな危険人物が映画の最後ではハーロックの格好をしてアルカディア号を乗り回す…というようなエンディングでございましたが、そりゃ〜さあ…キレる者同士性格は似てるでしょってことなのかもしれないけど、そんな情緒不安定なメンヘラ男が全く何の目的もなく最強の戦艦を乗り回してるとか、超恐ろしくね?(ーー)もともとの原作では出来上がった体制に反発しながら自由に宇宙を飛び回るって体裁が整ってましたけど、兄ちゃんが死んじゃった今ヤマは別にどこに属しなくても普通にやってけるわけだし、そこにおける「自由」の意味が全く分からんちん。今気づいたけど、ヤマにおける「自由」ってのは兄ちゃんという足かせから逃げ出したいっていう他に意味ないよね。つまりそれは自分の犯した罪から逃げたいってこと意外にはないわけで…。ひと一人、いや一人半身不随にもう一人植物人間にしといてちょっといくらなんでもそれって自己中的でひどくね?(ーー)まあ海賊なんてイカレタやつばっかりなのさ、ってことなのかもしれませんが、この映画って別にハーロックである必要は全然なかったよね…。そんでもって逆にハーロックを使うなら、もっとストーリーどうにか出来たと思うんですよね…。普通に分かりやすくて痛快な宇宙冒険映画で良かったと思うんだけど!(ーー)なんでこんなへんてこにストーリーをこねくり回して台無しにしちゃうんでしょうね。

基本的にこの映画、何もかもが意味もなく仰々しいの一言。というかはっきり言って厨二病的な名称が多くてうんざりしましたよ。ガイアなんちゃらとかさ。今時ガイア!まさにワタクシの中高生時代に磁石のように惹かれた超厨二的名称。なんかそんな名前、CGファイナルファンタジー映画にも出てきませんでしたっけ…。話もただただ分かりにくかったという印象しか残りませんでした。CGは良かったのにね…脚本が台無し!逆に言うとこの映画、脚本以外は全部まあまあ良かったと思うんだ(笑)海外では評判良いらしいんだけど、多分評価されてるのはCG。それよりワタクシが気になるのは、もしこの映画が海外でそこそこ人気が出たとして、こういうへんてこハーロックのイメージが若い世代に刷り込まれたらもうおしまいじゃね?ってことですよ(ーー)かなりの巨額なお金をつぎ込んだらしいけど、もっと脚本に予算を使ってほしかったです。つか、脚本にちゃんと予算使ってああいうストーリーだったのなら、ちょっとどうかしてるよねって話ですよ。海外マーケットを意識してるんならなおさら!せっかくハーロックは海外で根強い人気があるわけなんだから、もっと単純明快で分かりやすいストーリーにしたら、もっと色んな層を取り込めたと思うんですけど、こんなお話でもまあいっかって受け入れられるのはかなりコアなオタクだけなんじゃあ…。マーケテリング的な意味でも大失敗だったんじゃないかな〜。

ともかくこのハーロック映画でこの脚本の人の評判は地に落ちましたね(主にワタクシの脳内で)とにかくこの脚本の人がハーロックに何の思い入れもなく、ハーロックというせっかくの象徴的な存在を上手に料理しようとか思ってすらいなかっただろうことだけは伝わりましたよ。せっかくの食材がよぉ…料理の腕のせいで台無しだぜ!(ーー)なんかBLくさいとかいう噂を聞いて、「え〜そんな内容なのに宿六の前で観てて顔がにやけたりしないかしらヒヒヒ」とか不安だか期待だか分からん乙女心に苛まれていたワタクシが馬鹿みたいですよ(ーー)(元から大バカもの)年下攻めだもんで実はうっすらとヤマxハーロック的な展開を期待してたんだけどさ!まあ松本作品は聖域だから積極的にBL展開しようとか思ってはいませんでしたけど。ただBLとかなんとかそれ以前の問題として、人間ドラマが希薄つ〜か皆無つ〜か、妄想膨らませられるほどの生気を誰からも感じられなかったというか…ワタクシのこのもやもや〜とした気持ち、分かっていただけまして奥様?(ーー)元気なのはヤッタランくらいでしたかのう…ケイの姐御っぷりはなかなか良かったと思うのですが、ケイがどうやら一時期ハーロックの愛人だった?的なことをにおわせてた台詞はどうかと思いましてよ。や、きっとファンのみんな薄々疑問に思っていた質問に今回ついに大胆に答えました!ってことなのかもしれないけどさ!なんかこうもっと人間味のあるキャラ達なら悪くないやりとりだったかもしれないんですが、全体的に人間模様からして鬱鬱〜殺伐〜としてたので、悪い後味が残っただけでした(ーー)だってさハーロックって一応普通の人間じゃないって設定なわけだし…。体中からダークマターなんちゃらを噴き出してるような男と寝るなんて気持ち悪いの一言じゃね?(ーー)それ以前にそういう欲があるほどの人間味をハーロックから全く感じなかったですしね…。ほんと幽霊みたいな男でした。コレジャナイ…コレジャナイよ…。

あ、あとさ〜最後にミーメが死んで魂だけになってアルカディアに乗り移ったぽい描写があったんですけど、トチローは一体どうなるのか。仲良く同居するんですか?(笑)それにハーロックが実際死んだ描写は出てこなかったんですけど、生きてるの死んでるの?まあ長年不老不死だった魔法(?)が解けたのなら普通に考えて死んでるんだとは思うんですけど…。それによくよく考えてみると、あのストーリーでヤマが最終的にアルカディア号を乗り回すようになる理由がさっぱり分からんちんなのですよね。長期間滞在してたわけでもない、ぽっと出の新入りだし、別にこれといって活躍したわけじゃないしさ。あれ、ひょっとしてあれってヤマ以外の乗組員はやっぱり全滅しちゃいましたってことなんですかね?だから文句言う人もいないから、ヤマは一人でアルカディア号を乗っ取って好き勝手やるんですよ〜ってことなんですかね??

(´・д・`)え〜〜………
(超不満声)

つかそもそもなんでこの人が脚本を?ってwikiを見たところ、この方は小説家なんですね…。そんで作品リストを見て、ますますなんでこの人が選ばれたのか分からなくなりました。あのさ、ハーロック作品って、言ってしまえばスーパーヒーローものと一緒だと思うんですよね。だから戦闘の流れだがどうだとか科学力の検証だとかいう理屈よりも、ハーロックがかっこいいってことが一番大事な要素だと思うんですよ。そこらへんがガンダムとかと違うのですよね。リアリティの追求など、松本ワールドでは屁の役にも立たんのだよ!

ちなみに地元で唯一の日本人お友達のKさんに聞いてみたところ、ストーリーは途中で飽きて、気がついたら掃除を始めてしまったとのこと(爆)気持ちは分かる(ーー;)この先アニメでもいいから新作ハーロックは作られるのだろうか…この映画の出来具合を見たらもう無理かな…(悲観)

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