FC2ブログ

ASIAの独り言

在米ジョミブル者の独り言。全て自己責任でお読み下さい。
あめりかじんのつくりかた
在米歴の長いワタクシ、アメリカ人と一口に言っても色んな人やモノの考え方があることは百も承知しておりますが、実際にアメリカで子育てをしていると「アメリカ人ってこうやって作られていくんだなあ…」としみじみしてしまう出来事に沢山遭遇いたします。

といっても大きな事ではなくて、ひとつひとつは本当に小さな些細なことなんですけどね。


たとえば毎年二回は撮らされるポートレート写真。これは自分は在米長いからこんなものかなってつい思ってしまいがちですが、日本の感覚でいうとえ〜ってなることの一つかもしれません。
←秋と春に一回ずつ学校から「ポートレートの写真をいついつに撮りますのでポーズと背景を選んで下さい」とこのようにお知らせがやってきます。日本で毎年毎年学校で写真を撮るってあんまりないと思うのですが、背景もポーズも子供の個性によって親が決めるんですよね。だけどこんなに背景の種類って必要なの??二種類くらいでいいんじゃね?(ーー;)そして必ず笑顔が基本。アメリカの笑顔は必ず歯を見せます。子供の笑顔を引き出すためのヒントがあったら書き添えておいて下さい、などと但し書きすらしてあります。で、写真は出来て配布されるのですが、写真が配布されてから購入を決めるんですよね。購入しない人はそのまま返却(!)購入する場合は小切手を学校に提出。写真は大体ネットにアップされているので、焼き増しなどしたい親はネットで追加注文する仕組みです。でこのデフォの完成写真というのがまた色んなサイズが何枚もあるんですよね。家に一枚飾るとかじゃないわけです。アメリカは家族の写真を家中にベタベタ飾る文化なので、親は勿論親戚に配ったり、職場のオフィスに飾ったり、財布に入れて持ち歩いたりするわけなのです。子供の頃からこんな風に育っているので、アメリカ人は写真を撮られる事に関しては子供の頃からプロといっても良い感じ。


子供の頃からのプロといえば、以前学会で職場の皆とクラブに行くことになり(ーー)夜通し踊り明かす羽目になった、というエピソードをブログに書いたのですが、そのときにボスも同僚も当たり前みたいにクラブで慣れた感じに踊っていた様子にショックを受けたのですが、赤(仮名)さんの子育てを続行しているうちに(変な言い方)なんとなく皆が踊りに慣れている背景にも納得するようになりました(ーー;)以前一度授業を覗きに行った時に、子供達が一日いい子にしていたのでご褒美として休み時間の前に五分だけダンスタイム〜!なんてやってたのですが、そのときに先生がかけてたビデオも、確かに子供向けではあるのですが音楽がヒップホップ。幼稚園児が全身振りながらヒップホップを踊るそのシュールな光景に度肝を抜かれたもんです(ーー;)そんでウチの学区では毎年2月に「Daddy & Daughter Dance」というイベントが開催されます。まあPTAの資金集めイベントの一つなのですが(アメリカではこの手のイベントがやたらとあり、親が教育熱心な地域では寄付金集めも熱心)、お父さんが娘のエスコートをして一緒に踊るダンスパーティーです。ダンスといっても当然社交ダンスではなく、まあダンスクラブ系のダンスでございますよ。プロムダンスの予行演習ぽく、コサージュなども注文出来ますし、ダンス会場では当然プロのカメラマンが来ていてデートよろしく父娘寄り添った写真も撮影出来ます。金曜日の夕方6時ー8時。日本と違い普通のお父さんなら大体帰宅している時間なので無問題。こういったイベントでお父さんが娘をきっちりエスコートしてあげて、娘が将来自分の彼氏を選ぶ際に見極める材料になるように、という考え方があるようです。まあとにかくこうやって幼稚園、小学校低学年の頃から学校でクラブ的ダンスの基本を叩き込まれる…というほどではないですがイヤというほど機会があるので自然とアノダンスの身のこなしが身に付くんですね(ーー;;;)では息子のほうはどうかというと母親&息子ペアのサッカーイベントというのがあるのですが、我が家には男の子はいないので無縁。



SignupSheet.jpgそうそう学校絡みで今思い出したんですけど、アメリカの学校の担任の先生にゴマ摺らなきゃいけない度は異常(ーー)バレンタインや誕生日、クリスマスなどのイベントにはクラス・マムから「先生へのギフト用に寄付をお願いします」ってメールが回ってくるし、よそのクラスは知らんけどうちのクラスでは毎週毎週水曜日に担任の先生とアシスタントに飲み物やスナックを差し入れしましょう!とやはりクラス・マムからメールが来ましてね。あ、クラス・マムっていうのは親の学級委員みたいなもんなんですけどね。でも勿論みんながみんな朝に学校に差し入れを持っていけるようなスケジュールじゃないから持っていけない人はギフトカードかお金の寄付でもいいっていうんで$20ほど寄付しました。まあアメリカのPTAの良いところは完全に任意でやりたくない人は本当に何もやらなくても良いところです。親同士が顔をあわせてどうこうするような懇談会ってないですしね。親同士が知り合う機会も殆ど無いから親同士での評判を気にする必要もなし。あとこういうお知らせってメールで完全にクラス・マムから一方通行に来るのみで、ラインみたいなグループメッセージなどは使わないのです。誰が何を持ってくるっていうのもこのように大抵こういう専用のサイトを使用し、やりたい人だけ名乗ればいいし、誰が何をしてもしなくてもほとんど誰も気にしません。そういう情報を掴んでいるのはクラス・マムのみかと思われますしね…。日本と違って親絡みの活動あれこれって何割かは父親が混じっているので、日本みたいに母親オンリーでドロドロ〜みたいなのが少ないのかも。学校や習い事の送り迎えのメンツを見ると意外に父親のほうが多かったりします。

ではなぜ日本では皆で押し付けあって誰もやりたがらないことで有名なこのような役員的なクラス・マムにわざわざ立候補してまでやりたがる人がいるのかというと、学校とのコネの太いパイプを持つことにより、学校の情報に精通出来て有利なこともあったり子供関係のことで便宜を図ってもらったり、学校で沢山ボランティア活動を行っていずれは学校で仕事をしたいという人が結構いるわけです。クラスマムは確実に子供のフィールドトリップの付き添いにも行けますし、自分の子供を陰ひなたから見守れるわけです。子供達&親の扱いを皆平等に!などということはアメリカではあまり考える人はいなくて、先生に依怙贔屓して欲しけりゃ自分からガツガツいけば良いわけで、周りもそれを許容しています。低学年であればあるほどその傾向は強い模様。役員やらなんやら、押し付け合ってくじ引きどころか絶対やりたがる人が複数いて、投票だのなんだのやる前に先生にうまいこと取り入って役員になっちゃう、っていう流れ。学校の説明会に出たら挨拶と共に「役員は既に○○さんに決まりました」ってお達しが出るくらい、やりたい人は皆さんガツガツとクラスマムの座を狙います。うちのクラスのクラス・マムはどうも大学で美術関係を専攻していて、子供向けのアートクラスを教えたりしているようなのですが、おそらくうちの学校の美術の先生のアシスタント、そしていずれは先生のポジションを狙っているものと思われます。

それにしてもアメリカの学校の先生はこのように親御さんからちやほやされていて何かといえばギフト貰うし、夏休みも丸々三ヶ月あるし学校が休みの日は先生も休みだし、給料はそれほど高くはないとはいえ美味しいポジションですよマジで…。日本みたいに先生の残業ってまずないから小学校の先生なら4時には帰宅しているし、課外授業やクラブ活動の指導をしている場合はその分余分にアルバイトとしての給料が支払われるし、良いことづくめ。基本的に子供の躾は先生の仕事ではないし、難しいモンペの対応は校長先生に直行ですしね。そういえばうちの担任の先生は子供が3人いるシングルマザーなのですが、クリスマスのギフトの寄付を募る折「◯◯先生は3人の子持ちのシングル・マザーで大変苦労しています。つきましては先生の子供達のために心尽くしのギフトを!」みたいにクラス・マムが訴えてきて、そこまで言われたらカネを出さないわけにはいかなかったというね(ーー;;)日本だと学校の先生が子持ちっていうのは親が嫌がる場合も多いと聞きますが、アメリカの学校の先生って子供がいて当たり前なところはありますし親の方も全くなんとも思わないみたいです。



先週赤(仮名)さんのテコンドー空手で進級(?)テストを受けたんですよ。
fc2blog_201702280143523b7.jpg最初は白帯なんですが、小さなことが一つ一つ出来るようになるとこうやってガムテープを貼ってもらうのです。で全部の色が揃ったら次の段階の帯に進級出来るテストを受けられるのですね。なんかこのテープベタベタの感じだけでも「武道」というには非常に違和感ありありなのですが、始めた時に貰ったしおりに載ってた「子供クラスの帯の種類リスト」にもっと仰天いたしました。

fc2blog_20170228014331d0e.jpg←これ…どうよ…。子供クラスだけで白帯、黄帯、緑帯、青帯、赤帯があるのです。や、それだけならまだ分かるんだけど…日本でも子供向け同様だと赤やらオレンジやら色んな帯があるようですしね。だけどナニこの舞い踊るストライプの数々!色帯の間に白いストライプが入ったり黒いストライプが入ったり、帯の種類があり過ぎて何がなんだか!(ーー;;)当然帯がランクアップするたびにテストがあって、その度に$30払うんです。おそらく帯のスキップはできないわけだから、子供クラスだけで帯が18本、17回テスト受ける訳でx$30!うまいことボッタクリやがって(ーー)ちなみに今回赤(仮名)さんが受けたテストは白帯から白黄ストライプ帯に変わったのであります(ーー;;)別にお金がどうこうって話じゃないですけど、この帯が変わるたびにまたガムテープベタベタ貼付けるわけで、「たとえ短期間であっても毎回必ず上にステップアップしている」というのをこうやって視覚的に子供達自身にアピールせねばならない、まあ子供向けビジネスとはいえ、ワタクシの知ってる「武道」の精神からは大変にほど遠い(ーー;)逆に言うとこれくらいやっておかないとすぐ子供がやる気なくしちゃってビジネスにならないってことなんですよね…。ちなみに月謝のほうは月$104なり。習い事としてはここらへんではかなり安い部類です。

あとアメリカの子供向けクラスって大体こんなもんかもしれませんが、蹴りにしても突きにしても基本の形をしっかり教えてくれない(おそらく生徒数が多過ぎる)のでどの子もほんとに適当にやっているという感じ(ーー;)楽しい子供向けエクササイズ教室って感じです。この間本来のテコンドーというのは派手な蹴りが売り物なのであまり実用的ではない、みたいなことを書いたんですけど、初心者の子供達にも高い蹴りをやらせている(ーー;)…のはいいんだけど、ほらアメリカの子供達って全く歩かないわけですよ。日常生活の移動は全て車だからさ。日本だったらどんな子供でもそれなりに歩くじゃないですか。だけどアメリカの子供ってのは1日トータルで5分も歩いてないんじゃね?ってレベル。休み時間くらいは外で走り回るかもしれないですけど…。だからみんな足腰がものすごく弱くって(むしろ退化レベル)高い蹴りをさせるのはいいけど足は上がらない上に軸足がヨロヨロふらついているのが見てらんない(ーー;;)ワタクシならまずこの弱い足を狙うね!そんなにひ弱な足腰でそんなに派手な高い蹴りさせてどうすんのって感じ。だけどそういう「蹴りを上達させるために毎日何をすべきか」的な地味な指導はしないんですよね。毎日しっかり歩きなさいとかさ。まあおそらくそういう指導はアメリカ人の典型的なライフスタイルを考えるとやりたくでもできないというのが実情だと思うけど。それならそれで蹴りはもう少し大きくなってからにしとけばいいのにと思わざるを得ません。その点手前味噌になるけど我が家の赤(仮名)さんはワタクシが毎日毎日歩いていることもあって、機会さえあれば一緒に歩いているし、週末もなるべく外遊び&全身遊びを心がけてきたおかげか、テクはあんまりないけど他の子に比べるとえらく健脚なのですよ。「沢山歩いたら空手も強くなれるよ」とエサもぶら下げられるし、そういう意味では一石二鳥なんですけどね。だって最終的に一番大事なのは健康だから…。日本のサイトでググってみると、子供にやらせるなら柔道か剣道、という意見もあってそれはものすごく納得したのですがまあここらへんにはろくな選択肢が無いし仕方ない(ーー;)剣道はダウンタウンの方に日本人の師範もいる剣道クラブがあるという話なのですが、サイトを見ると子供は10歳からと記述されてました。でもサイトの師範ページを見ると日本人の師範は皆さん日本に帰国なさってしまった模様(ーー;)一体今は誰が教えているんだろう…。習い事というよりは愛好会という形なのかな?

あ〜そういえば空手のパーティーが今週の金曜日だった…時間は夜の6時から9時だって!ピザやソフトドリンクが出て、ドッジボールやらなんやら遊ぶらしいんですけど、当然タダじゃない(笑)$30なり〜。宿六が「え?$30も出すの?やめとく?」っていうんだけど、まあ一回くらいは行ってみて、この先のパーティーに行くかどうか決めればいいしね…。きっと赤(仮名)さんは喜びそうだし(^^)ん?今思ったけど$30って一人あたり?それとも一家族あたり??確認しとかなきゃ(ーー;)

他にもあ〜アメリカ人の子育てって…って遠い目になっちゃうことが沢山あるんですけど、今日のところはとりあえずこれだけ。


拍手パチパチありがとうございます♪(^。^)
Designed by aykm.