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ASIAの独り言

在米ジョミブル者の独り言。全て自己責任でお読み下さい。
MoRのコンテストが始まりましたよ!(^^)
Sharonさんがご自分のサイトMoments of Raptureで毎年開催するコンテストが今年も始まりました!(^^)

Sharonさんは字書きさんでも絵描きさんでもないのですが、かなり顔が広く多方面にコネがあるのと、多額のお金をファンダム活動に注ぎ込んでいらっしゃるので(自サイトで展示しているイラスト類のコミッションなど)海外イチニ界ではかなり存在感の大きな方なのであります。他にも小説のコンテストっていうのはあちこちで行われているのですが、Sharonさんのコンテストには大御所さんが多数投稿するので他のコンテストとは一線を画しているといっても過言ではありません。エントリーの小説の質が違うんですよね。過去のコンテスト小説を読んで始めて発見したお気に入り作家さんなど多数…。今までは過去のコンテストの小説を読むだけだったのですが、今回は始めてリアルタイムでコンテストが行われているところを目の当たりにすることが出来てチョット嬉しいです(^^)

今回のエントリーは長編部門10本、短編部門14本、非1x2x1小説2本。非1x2x1小説は2本しかないのでさすがに投票形式ではなく、最初から作者さん名も発表されています。残りの24本の小説に関しては、作者名は完全に無記名で投票するシステムになっております。一位に輝いた折にはSharonさんが何かしらの賞品を用意しているのであります。

毎年テーマが違うのですが、今年のテーマは聖書の定義における「7つの原罪」だそうです。傲慢、憤怒、怠惰、強欲、暴食、色欲、嫉妬の7つ。どれか一つでもよく、全部使っても良いとのこと。

それで早速短編を全部読んでみたのですが、ちょっと衝撃的な小説が一本ありました。ストーリーがどうこうってことではありませんが、ちょっとあらすじをご紹介。

本編時代から14年ほど経ったある日のこと、ヒイロが始めてデュオを訪問したのであります。「デュオは変わってしまった。もう昔の彼じゃないんだ。」とカトルから忠告を受けた通り、ヒイロが再会したデュオは完全に豹変しておりました…というのが出だしなんですけどね。長い年月が経って再会、っていうテーマは結構ありがちだと思うんですけど、この小説はそのデュオの「変化」が非常に容赦ないんです。まず部屋は汚部屋。汚れた洗濯もの、食べ終わったカラ、ビールの缶、タバコの吸殻、ゴミなどが処狭しと転がっていて、あちこちべったべた。まさにゴキブリの巣のようなところにトム&ジェリーのアニメが流れてるテレビの前に、ソファに鎮座する物体…それがデュオでした。勿論昔の三つ編みはなく、顔はひげボウボウの上3重顎。その上にブックブクに太ってしまって、全く昔の面影を感じさせないデュオですよ(><;)暮らし振りもホームレス&ヤクザのチンピラのような感じで、カトル&トロワに対してお金欲しさゆすりたかりを働き、最後に会った時はトロワにお金を投げつけられた上に殴り倒されたらしいです。五飛とも沢山いざこざがあったらしく…。どうやらヒルデと結婚もしたようなのですが、愛していたからというわけではないらしくすぐに離婚、ヒルデは今新しい相手と再婚するかしないかという話が進んでいたようです。仕事も不運続きで今ではデュオは生きる気力も全く失ってしまったような感じ。

カトルからの忠告にある程度覚悟していたヒイロですが、あまりのデュオの豹変ぶりにビックリです。ブックブクのデュオに比べて、ヒイロは殆ど変化なし。変わったのは顔についた火傷の跡だけです。プリベンターの任務でついた火傷跡。でも会話を聞くと、デュオがそんなになってしまったのはヒイロにもちょっぴり原因があった…らしいんですね。とにかく心も体も別人のようになってしまったデュオにヒイロは大変失望したわけですが、不幸な目にあったのは何もデュオだけではない、一人だけ被害者面をするな、みたいなかなり手厳しい言葉を投げつけて出て行ってしまいます。

残されたデュオは勿論大激怒でビールをテレビに投げつけて一人絶叫します。しかしながら負けず嫌いのデュオのこと、ヒイロに言われたことが非常にムカついたので、自分がルーザーではないってことを自ら証明するために更生への道を踏み出します。つまり、ニコチンパッチを使って禁煙、禁酒、昔ズタズタに傷つけたカトルとトロワと五飛へ謝罪の旅、そしてヒルデに会いに行き、ダイエットの秘訣を教えてもらいます。

ヒルデとの会話の中で、戦後直後のパーティーの折にデュオがヒイロに一世一代の告白&キスをしたところヒイロはまるでデュオをキチガイでも見るような目で見てあっさりその場を去ってしまったという過去が披露されます(ヒルデはこっそりデュオの後をつけてそれを見ていたんですね)。デュオが今みたいになってしまったのは多分それが一番大きな原因だったのだろうとは思いますが、ヒイロがデュオに会いに行く前にヒイロはヒルデに会いに来たんですね。そこでのやりとりで、ヒルデはヒイロも多分デュオに気持ちがあるのだろうと…しかし14年+更生の2年間の間に凍ってしまったデュオの心はそう簡単には溶けません。

立ち直ったデュオがあちこち働きかけた結果、3つの合同ウエディングが行われることになりました。トロワ&カトル(笑)と五飛&リリーナ、そしてヒルデ&婚約者(オリキャラ)の三つです。ヒイロはリリーナを、デュオはヒルデを、父親代わりのエスコート役を請け負い、結婚式で再会します。マあとはご想像の通り(笑)カトルから忠告受けてもヒイロがデュオに会いに行ったのにはちゃんと理由があって、ヒイロが大火傷で二週間程意識不明の重態だったときに、デュオは一人でずっとヒイロの側についていたんだそうです(他の誰も知らない事実)でも意識不明でもヒイロはデュオが側にいたことは分かっていて、あえてデュオに会って更生させるために喝を入れたんですね。これからデュオが太りそうになったら全力を挙げて止めてやる、そうです(笑)

しかし、デュオをブクブクに太らせるなんて、凄い思い切ったことをしたもんだな~と非常にショックを受けました。なかなかできないですよね(^^;)しかもね、結婚式の時のデュオは確かに脂肪はなんとか落とせたんだけど、伸びてしまった皮は脂肪と違ってそう簡単にどうにかできないから、ブヨブヨに残った皮を切り取る手術を受けようかってデュオが悩んでたりするんです(笑)腹の皮が伸びたデュオか…正直そこまでリアリティなくても良かった(笑)んですけど、でもテーマが非常に良くていいお話だったので、14本読んだ後でも結局自分の中ではそれが一番の小説でした。投票期間が終わった折には全小説の作者名が披露されるんですが、一体誰が書いたのか非常に気になります。デュオを太らせるような豪気な内容は、男の人のような気がするなぁ~なんとなくだけど…。


でね、これはかなり不満というか裏切られたなって思ったのが、14本の小説のうちの2本が、ヒイロとデュオが別れる話だったんですよ(><)そのうち一本はやたらと文章力あって、愛が冷めていく過程が懇切丁寧に書かれてて…あ~でも最後はきっと巻き返すよな、なんとか愛を取り戻すんだろうな、と思って読んでいたらそのまんま二人は決別しちゃって終わり。ブフォッ。飲んでた味噌汁ハナから噴き出しそうになりましたよ(爆)ダマされた!(怒)

というか、普通小説書きさんの名前が最初から分かっていれば、それなりに皆さんの傾向というものがありますので心構えも出来るってもんですが、こうやって無記名だと最後まで読んじゃうでしょ?いくら文章力があっても読後感はサイアク。正直二次創作でアンハッピーエンドは読みたくないんですよ…。反動でほのぼのアマアマ話など幾つか探してお口直しなどしてました。


とにかく短編は投票を済ませたので、今度は10本の長編小説です。期間は10月の末までなのでのんびり読んでいこうと思います~。
Comment
≪この記事へのコメント≫
面白そうだね。
コンテストでもそこまで本格的だと面白い&飢餓脱出になっていいねー。まぁ日本だとオンリーイベントとか大きなイベントに出される本がそれに当たるんでしょうけど、オフがイベント参加できる人に限られるのを思えば、オンでそういう大きな企画があるといいなぁとも思うんだけどね。こちらではまず無理でしょうね。
でも海外のはものすごくリアリティーがあってやはり少し感覚が違うのかな?日本はあくまでファンタジーを楽しむ、というかエンターテイメント重視なのでね。有り得ないことでもやおいではオッケーなんで、あまり社会的にリアルなのは忌避されがちかもしれないです。もともと漫画&アニメの捉え方がそうだしね。適度なリアルとファンタジーの融合、みたいな。
デブネタって今までの経験からお笑いネタの漫画でしか見たことないもん(笑)。
でも最後はやはりハッピーエンドがいいよね…。それは納得。
2007/09/03(月) 20:58:09 | URL | 田中 #klq26XPE[ 編集]
Re:面白そうだね。
そそ、海外ではこのようなコンテストが日本でいうオンリーイベントのような役目を果たしているのですねえ。去年は300名の投票があったそうです。まあ日本は同人誌があるからオンラインのイベントは必要なさそう(笑)

リアリティの感覚は多分字書きさんの年齢層に要因があると思います。大御所さんの字書きさんは大体40代くらい、子供ももう大きい人が多いのね。なので本当に大人の読むおとぎ話っていう感覚とでも言いますか。

マ、今回のデブ話も欲を言えば皮(爆)も綺麗にダイエットできましたってのが良かったけど(笑)多分あのお話は7つの原罪のうちの「怠惰・暴食」辺りがテーマだったんじゃないかなと思います(だからデブ)でも綺麗にハッピーエンドになったのが良かったですよ。

リアリティのある描写は物凄く好物なんだけど、基本のストーリーはおとぎ話であって欲しいです。つまり、キャラが紆余曲折あっても愛を確かめ合い、愛を深めていくのがいいですよ。別れたりする話はいらない…。現実で暗い話は腐るほどあるのでわざわざ二次創作でまで読みたくないってのが本音ですね~。
2007/09/03(月) 21:53:51 | URL | ASIA #-[ 編集]
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