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ASIAの独り言

在米ジョミブル者の独り言。全て自己責任でお読み下さい。
元同僚S君のおはなし
昨日は木琴が届いた途端一日中二階のボーナスルームからカッコンカッコン木琴の音が聞こえてきやがりましたよ…。ドラムの音はもう慣れたんだけど、木琴は音階がはっきりしてるからやたらと耳につくんですよね(--;)義理姉に愚痴ったら「赤ちゃん(仮名)が大きくなったら遊べるじゃない♪」と言われたんですけど、そもそも手が届いて木琴叩けるようになるまで何年かかるんだよって話。まあ宿六が喜んでいるならそれもよし…。

気がついたらPCアドミンのお話を聞きたいって拍手がやたらと沢山あったので、今日は重い腰を上げて一つ昔話をしようじゃないかねお若いの。というわけでゲイの元同僚のお話です。多分この話をブログに書くのは3回目くらいなんじゃないかと思うんだけど、最初に書いたときはそれこそリアルタイムだったのでその当時の日記を読まれた方はもういらっしゃらないんじゃないかと。

これもかれこれ10年ちょっと前のおはなし。ワタクシがこの職場に転職してきたときに、S君はPCアドミンでした。つまり職場のPCやらシステムを管理するお仕事ですね。彼は普通にどこにでもいる陽気でちょっぴり小太りな男性で、入ったばかりのワタクシのデスクにやってきては色んな世間話をしていくのでした。で、当時のワタクシのいたオフィスは今より大きくて五人部屋くらいでね。世間話をしてるときは他の同僚も勿論会話に参加してきたりするわけです。

アメリカではゲイである男性を見分けられる感覚をレーダーならぬゲ~ダ~という言葉があるんですが、当時のワタクシはそのゲ~ダ~が非常に未発達でございました。前の職場の同僚にもそれでよく叱られたんですよね…「ASIAはゲ~ダ~をもっと磨かなきゃ駄目!」と。なんでそんなことで叱られたかっていうと、前職場の同僚達とお昼ご飯を外に食べに行ったとき、ある同僚がオランダに行った経験談をしてたんです。で、そのときに「オランダはゲイが多いって聞くけど本当なの?」と無邪気に質問したところ、同僚達がいきなりぎこちなくなったんですね。で、外に出てから「隣のテーブルの男性二人組はゲイのカップルだったんだよ、あんなところであんな質問しちゃ駄目じゃん!」って叱られてね(--;)えぇ~全然気づかなかったヨ…というか別にそんなにおかしな質問したわけじゃないのに…と思ったのですが、その隣のゲイカップルはワタクシの質問が聞こえてきた途端固まっていたそうで、そりゃあ悪いことをいたしました。そんで元同僚達に「もっとゲ~ダ~を磨け」とどやされていたというわけです。

で、当時のワタクシのゲ~ダ~は全く未開発で役に立たないシロモノでございましたので、S君がゲイであることなんざ全然ワタクシは気づかなかったわけですよ。S君は薬指に指輪してましてね。後で考えたらあまり結婚指輪らしくない、ちょっとアイリッシュぽい模様の入ったファッションリングみたいなリングではあったんですがね。まあとにかく指輪してるし、S君の会話の中には「僕のパ~トナ~が」みたいな台詞が良く出てきたんです。ホラ事実婚だったり同棲カップルだったりして自分の夫や妻のことを「パ~トナ~」って呼ぶ人も時々いますから、S君もそうなのかなって勝手に思っててね。で、「S君の奥さんは○○なの?」みたいな質問を気軽にしてたです。S君も別に普通に答えてたから何も気づかなかったんですけどね。でもよく考えてみたら大都会ならいざ知らず、この保守的な南部でわざわざ自分の配偶者のことを「パ~トナ~」って呼ぶ人は殆どいないわけですよ。パ~トナ~っていったら大体同性なわけで…。余談ですけどウチの職場は配偶者だけでなく同性のパ~トナ~も被扶養者として保険に申請することが出来ます。なんか色々証明書類を提出しないといけないらしいですけどね。

そしたらひとしきり世間話が終わってS君が自分のオフィスに戻っていった後、隣のお局さま、その人はとてもズケズケものを言うタイプの人だったんですけど、その人がズズイとワタクシのデスクの隣に顔を近づけたかと思うと、「S君はゲイだってアナタちゃんと分かってる?」って言われたです。そりゃあもう仰天したのなんのって(--;;;;;)いやもう…全然…分かりませんでした…(--;)そしてお局さまにもかなり呆れられたワタクシ。つかそんな重大な基礎知識は先に教えてヨ!(--;)「アナタのゲ~ダ~壊れてるわよ、ちゃんと直しときなさい!」とここでもお叱りを受けました。返す言葉もございませぬ。や、今はゲ~ダ~凄いピッカピカに磨いてるから大体分かるよ!(笑)今考えてみればS君はかなり分かりやすいゲイだったので、気づかなかった自分が今となっては不思議なくらい。そういう方面に思考そのものが全く向かなかったのが原因かと思われます。後ワタクシは今もあまり空気読めないタイプなんだけど、昔はもっと空気が読めなかったから…。

まあゲイだからどうだってことはないんですが、S君は結構…その…分かりやすい言動が多かったのですね。いろんな意味でかなり彼は開けっぴろげでありました。S君のデスクに行ってみれば、そこには一昔前のボディビルダ~だった頃のシュワルツネッガ~が上半身裸でムキムキに筋肉を盛り上げてポーズを取った姿のポスタ~がドカンと貼ってありまして、そこだけアレ、これなんてウホ?みたいな異様なアニキビ~ムを放っておりました。またあるときは、S君のデスクの反対側にスキャナ専用のPCがあったのですが、そこで書類をスキャンしているときに、S君がデスクでCDかけてたのですが…そのBGMが「YMCA」。「ワ~イエムシエ~♪」っていうアレです。日本ではどうか知りませんが、アメリカでYMCAのテーマソングって言ったらおフォモのテーマソングの代名詞。何故かっていうとYMCAのテーマソングを歌ってたVillagePeopleっていうバンドがおフォモなバンドだからだそうです。なのでその昔西条秀樹が紅白でYMCAを歌った時ワタクシの受けた衝撃といったら(笑)なので宿六はYMCAを歌うと物凄く嫌がります。昔宿六と地元にあったカラオケボックス(今は潰れた)に行く度に踊りながらYMCAを歌って嫌がらせをしていたワタクシ(Sだから)まあそれはいいんだけど、書類スキャンしながら唐突に流れてきたYMCAのテーマソングに思わずプッ( ・3・)=3と噴出してしまったワタクシ…。あれはやはり「僕はそうだから」っていうのをそれとなく知らせるためだったのか、単にあの歌が好きだったからなのか、今でもナゾです。しかもS君は難聴気味で、BGMのボリュームも結構大きかったのであります。ついでに虹のマークもアメリカではおフォモの代名詞なのですが、PCにも虹のシールとか貼ってあったなあ。

いつもそんな調子だったもんで、S君の隣のデスクの同僚(♂)とかは結構イラっときていたようです。

しかし一番ショッキングだった出来事は、S君が病欠で一週間ほどお休みしたときの話。S君はワタクシのお隣のデスクのお局さまととても仲が良くて、なんだかんだと世間話をしにきてたんですけどね。で、病欠から復帰してきたときもなんだかんだとその話をしにやってきていました。曰く、メンフィスの病院まで手術を受けに行っていたと。「どんな手術だったの~」とすかさず聞き込むお局様。お局様はホントになんでも根掘り葉掘り聞きたがる典型的なお局様で、ワタクシも週末に家で何をしたとかしなかったとか逐一報告させられるのが常でした(--;)勿論お局様は特にその質問に意味を込めたわけではなかったのでしょうが、なんとS君の答えというのがそれはそれは凄まじいものでございました。

「肛門の筋肉が緩んできたのでそれを縮める手術をした」

ギョエー(゚Д゚) ←皆の心がひとつになった瞬間

いつもならオフィスのあちこちでカタカタとタイピングの音がするのですが、そのときばかりはし~んと静まり返るオフィス…皆さんもう耳ダンボです!S君は超絶空気の読めないお人&難聴なので勿論そんなの気づかない!そんでもって難聴の人は声がデカイ!全て丸聞こえ!お局様はさすがお局様の貫禄といおうか、動じない!ポ~カ~フェイスを保ちながら更に畳み掛けるように根掘り葉掘り色んなことを聞いている!曰く…最近シモの方が緩んできて汚い話ですがンコが漏れたりするようになってきたので仕方なく手術を受けることにしたんだとか。手術のときは尻を出して以下自粛、そんでもって手術後の経過もかなり色々大変だったとか云々。ひとしきり苦労談を披露して満足げにS君が出て行ったあと、1秒、2秒、3秒…。

( ;゚Д゚)(゚Д゚; ) ざわざわ…ざわざわ…「ちょっと、奥様聞いた~?」「やっぱ、そういうこと…?!」

動揺を隠し切れずざわめく村人達(違)だって、シモが緩んだってことは、やっぱりさぁ…そういうことだよね?(゜Д。)そんなスゲェ内容をあっけらかんと皆のいる前で口にするS君は大物なのか単なるKY大王なのか。そのあとしばらくS君はオフィスの椅子にドーナツクッション(爆)を置いており、立ったり座ったりするたんびに「うぅっ(ーДー;)」などと妙な掛け声をかけたりするもんで、S君の隣の同僚(♂)はますます悲惨な状況に。他にも新入り同僚(♂)にやたらと親しげだったもんで、新入り同僚がビビって元彼女とのツーショット写真をわざわざデスクに貼り付けて牽制(爆)したりしてました。

そんなこんなで色々と人騒がせなS君。別にゲイなだけなら他人に迷惑かけないしどうってこたないんだけど、その後S君たらデスクのPCでゲイポルノ見てるの同僚に見られちゃってね。仕事で使うソフトの広告を間違ってクリックしたらゲイポルノウイルスにやられたんだってすんげぇ苦しい言い訳してたけど…もういいよみんな分かってるからさ…(生暖かい視線)あとS君はPCのアドミンのくせにあまり仕事が出来なくてね。決定打になったのは大ボスの仕事のメールソフトをアップデートしている最中に、今までのメールを間違えて全消去しちゃったこと。当時はバックアップシステムもまだしっかりしていなかったので、リカバリも出来ず…。そんなわけでS君も早々に肩を叩かれてしまい、三ヶ月の猶予を貰ってクビ宣告を受けてしまいました。でもまあすぐに転職先は見つかったみたいで、どっかの会社の営業かなんかに鞍替えしたそうです。お喋り好きなS君は正直そちらの方が性に合っていたことでありましょう。彼も丁度ピーターさんと同時期くらいに辞めてしまったので彼を覚えている同僚も本当に少なくなりました。すんごい年を取ったような気がします。

今は昔の物語。どっとはらい。

拍手ぱちぱちありがとうございます♪以下はレスです(^。^)
12月28日はぶ茶さま
割と萌え用とそれ以外の用途(!)の作品とはきっちり分けるタイプなので、萌え用以外の作品でBL臭が漂うと逆に妙に気になるんですよね~(笑)あと主人公が病弱だと「しっかりしろよ!」とか叱咤したくなってしまいます(笑)影響受けてか最近大福が食べたくなりました…おなかすいた(;_;)
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