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ASIAの独り言

在米ジョミブル者の独り言。全て自己責任でお読み下さい。
映画「Monsters」を観ました(ネタバレあり)
予告で以前から気になっていたエイリアン映画「Monsters」をレンタルで観ました。あらすじの説明を読むと、「異星人が地球を侵略してから6年後、ジャーナリストが旅行者の娘を連れて、感染区域を横断することになった」とかいう感じだったので、ホラ~仕立てというかエイリアンとドンパチやるような映画かな?と思ったんですよね。っていうか、このあらすじ読めばなんとなくそう思うじゃないですか。

そうしたらこの映画思っていた映画と全然違う映画でちょっとビックリしました(-。-;)そう…この映画を一言で表現するならば「ロードムービー」全く知らない赤の他人の男女が、言葉もろくに通じない外国を二人で旅する、といった感じの映画でした。この映画ではエイリアンはなんというかメインじゃなくて脇役…いやむしろ小道具?(--;)

ちなみに全部あらすじを書いてしまいますと(ネタバレバリバリですので注意)





宇宙から持ち帰ったエイリアンのサンプルが事故でメキシコに墜落、メキシコ一帯は「汚染区域」と指定され、アメリカ合衆国はメキシコとの国境に巨大な壁を作り、立ち入り禁止となっています。しかしエイリアンを見に行く闇ツア~なるものがあり、それに参加したアメリカ人の娘を無事に連れ戻してくれと上司に命令されたジャーナリストが、その娘と二人でアメリカに戻るために汚染区域を横断するっていう話なんですけどね。

まずこの映画、場所がメキシコに設定されてるんですけど、これはなかなか良いアイデアだったと思います。主人公のジャーナリストの男(ちなみにかなりのダメンズ)はスペイン語全く話せないので、言葉の通じない外国に放り出されて右往左往といういかにも「異邦人」的なムードたっぷり。連れの娘(といっても大人の女性)はスペイン語喋れるので通訳してもらえるわけですけども。で、アメリカに戻らなきゃいけないのにこのダメンズが酔っ払ってどっかの知らない女と寝た末にその女にパスポートから財布から全部盗まれて、しかたなく娘の持っていた婚約指輪で地元のガイドを雇い、汚染区域を横断してアメリカに戻るしかなくなります。そこらへんもスピーディーなドラマとかじゃなくて、本当に淡々とお話が進んでいくので、アレ?なんかこれって思ってたような映画と違う…とだんだん感じてきましてね(^^;)だってエイリアンに「汚染」されてるお話なんだよ?そこらへんの道の標識に「汚染区域まで20マイル」とか表示してあるんだよ?その割に緊迫感がない…。

そこも凄くリアリティがあるんだけど、メキシコの人達っていうのは、エイリアンと共存してしまっているのですね。エイリアンのせいで大勢の人が死んじゃってるわけで、別に一緒に楽しく暮らしていますとかいうわけではないんだけど、エイリアンを刺激しないよう、立ち入ってはいけない場所だとか、うろうろ歩き回っちゃいけない時間帯(エイリアンは夜に活動が活発になるらしい)をきちんと弁えて暮らしているんです。ここも舞台がメキシコだという設定が凄く生きてると思うんだけど、これがもしアメリカだったら徹底的に軍隊出してエイリアンを死滅させるまでドンパチっていう感じなんでしょうけれども、そんな予算も軍事力もなく、厳しい自然の一部であるかのようにエイリアンの存在を受け入れて暮らしていくメキシコの人達の生き様というのが非常に説得力がありました。

で、地元のガイドを雇うわけですけど、今は「シーズンに近すぎて危険」(多分これはエイリアンの交尾の季節と思われる)だとか、「壁に近づくには装備を準備しないと」だとか地元のガイド達同士でぎゃあぎゃあ値段交渉してたりね。100万円程度で汚染区域を潜り抜けてアメリカに辿りつくまでのガイド+護衛を雇うわけですけど、護衛って一人や二人じゃないのに100万円は安いね!これもメキシコ値段ってやつですかね。

エイリアンとドンパチやらかすのかと思いきや、物凄く淡々と一行は旅路につきます。途中の川でエイリアンが出てくるんですけど、おお!ここでドンパチが…と思いきや、地元の人達の言うとおりに息を潜めていたらエイリアンはどっかに行っちゃいました。おや…拍子抜け。で、メキシコの人達は皆ガスマスクを所持しているんですよ。でも普段はつけてない。で、このガスマスクは対エイリアン用と思いきや、エイリアン達を殺すためにアメリカ人が空から撒く化学物質を避けるためとかなんとか?(そこらへんあまり良く聞いてなかった)それでなぜメキシコ一帯が「汚染」区域と呼ばれているのかというと、そこらへんの木にエイリアンの卵かなにかと思われる、光るキノコのようなものがくっついているからであります。それが大きくなると川に落ちて、海に行って、鮭の放流とかのように成獣になるとまた川に戻ってくるんだとか。で、そこでカンコンその卵らしきものを叩いたせいで(とははっきり描かれてはいませんでしたがなんとなくそんな感じに示唆されていた)巨大エイリアンに一行は襲われ、護衛達は皆死んじゃうのであります。仕方なくそこから二人は歩きでアメリカの国境を目指します。

で、普通だったら、ここで護衛はいないんだからここらへんでまたエイリアンが襲ってきて二人で抗戦…という流れだと思うじゃないですか。でもそうじゃないんですね。二人はひたすら徒歩で、アメリカの国境にたどり着いちゃうのです。エッなんで?どうやって??(--;)と思うのですが、エイリアンと戦いながら汚染区域を潜り抜け…という映画じゃないんですよね。だからそこらへんは全部省略!っていうことみたいです…。メキシコの遺跡みたいなのによじ登って、そこから見える景観は、目の前に巨大な川が横たわっていて、まるで万里の長城のように巨大な「壁」が延々と広がってるんですよ。こりゃあ大変、この川を一体どうやって渡るんだろう、いやこんな巨大な壁だったら一体どうやって越えられるの?!ここからが本番なのね!と思いきや、次のシーンはあっさりと国境のゲートに二人は立ってます。エ…(--;)要するにこの映画は以下省略。しかし国境のゲートには人っ子ひとりおらず、カメラも何も全て電源が切られています。そして二人は国境を越えてアメリカに入るのですが、そこにはひとつの街が崩壊した廃墟のような光景が広がっていて、気のふれた女性がふらふらと歩いているのみ。どうやらエイリアンは壁を越えてアメリカに入った模様。とにかく歩き続けてガソリンスタンドにたどり着き、そこは電気も電話も通っていたので、二人はとりあえず軍(もしくは警察?)に電話をして助けを呼び、それぞれの家族と婚約者に電話します。会話も「元気にしてる?」てなもんです。なんだかその流れも凄く不思議なんですけど、まあ現実に同じことが起きたとしたら確かにそんなもんかもね…。そこにエイリアンが登場!ちょっぴりサスペンス(ようやく)調になりましたが、結局巨大なエイリアンは二匹いて、二匹で触手で互いを撫で合ったり、なんか会話を交わしてるぽくて、むしろ美しい光景です。エイリアン達が去った後そこに軍が二人を救出するために到着するのですが、娘が涙を零して「帰りたくない」と一言。そして二人は近づいてくる軍のジープのヘッドライトに照らされながらキスをします。

…そこで終わり!!!(-。-;)エ、ホントにここで終わり?ここで合ってる?間違ってない??(-。-;)と一瞬宿六と顔を見合わせてしまいましたよ…。どうやらこのエンディングが冒頭の対エイリアンとのドンパチに繋がっているらしいのですが、それにしても(-。-;)

まあ…予想と全然違ったという意味ではまあいい意味で印象に残ったかな…。最初から最後まで物凄く淡々と進んでいく上、とにかく主人公の男がどっから見てもダメ男で印象悪かったんですけど、リアリティを追求したってことなんでしょうかね。とにかくこの映画はエイリアン映画ではないということはわかりました(ー。-;)いやまあ嫌いじゃないけどねこういう映画。後でちょっと調べてみたら、この映画、予算たったの130万円で撮影されたとかで仰天してしまいました。おぉ…そんな低予算でこれだけの映画を作ったのかと思えば、凄くエライような気がしますよ。



アップルTVを使ってるので、「この映画と似たような映画はこちらです」みたいなラインアップが表示されるんですけど、結構古いSFホラー映画「Blob」がお勧めされてたので、あまりにもポカ~ン☆という喪失感を埋めたかったのか宿六が「これでも観ようか…」と言い出してついでに「Blob」を観ることに。これって88年に製作されたリメイク版で、オリジナルは1958年に製作されたとか。はっきりいって全然期待しないで観てたんですが、これがなかなか脚本がよく出来ていて最後まで一気に観られました。というかこの映画、この人達は最後まで生き残るだろうと思うようなキャラがどんどん死んでいくのが驚きです(@@;;)一番最初に出てきた主人公(と思っていた…)とヒロインがいるのですが、なんとワタクシが主人公と思い込んでいた高校生はあっちゅ~間に死んじゃいましたよオドロキ!!そんでもってどう贔屓目に見ても当て馬と思われたヘンなチンピラが主人公だったという…。え、なんでこいつが主人公なんだろう、最初に出てきた彼氏のほうがどう考えてもイケメンだし性格も良さそうなのに(-、-)たとえば星矢と一輝様と沙織お嬢様が出てきて、星矢が真っ先に死んで一輝様と沙織さんがくっつくような…(いやこの場合辰巳?)もしくはガッチャマンで主人公(?)の大鷲のケンちゃんとかいうのが真っ先に死んで変なチビが白鳥のジュンとくっつくような…。あまりに動揺したせいか妙に古い例しか思いつきませんでしたが(^。^;)たかが映画で動揺しすぎだよ。

そんでもって今宿六は同じく「おすすめ映画」で出てきた「エイリアンvsニンジャ」を観ています。タイトルからしてとてつもなくアホくさい映画なんですが、今ちらっと横目で画面を観たところ、期待を裏切らずアホくさい映画ぽいです(-。-;)こんなヤンキ~くさい格好したニンジャがいてたまるか。…と思ったらなんと!これって日本映画?!しかも去年製作…。ちょっとしばらく立ち直れそうにございませぬ(-、-)


拍手ぱちぱちありがとうございます♪(^。^)
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