FC2ブログ

ASIAの独り言

在米ジョミブル者の独り言。全て自己責任でお読み下さい。
愛の妄想劇場・X-menでシンブル
絵本ネタ書いてるって言ってたくせに、この間妄想したX-menシンブル妄想が止まらなくてこんなのが出ましたヨ~。あの後X-menの1と2を観たんですが、マグニートってあの年でミスティークみたいな女ハベらせててホントにヤラしいですね。そんなのもシン様ぽくてステキ!ブル~様内心キリキリきているとよろしいよ。でも確か3では愛人あっさり捨てちゃうし、話し方からして根本的に違うし、やっぱりエリックの本命はチャ~ルズなのですよ。張り詰める緊張感の中にも滲み出る二人の歴史…。映画では二人とも年取りますけど、シンブル妄想ですからこの二人は不老です(^。^)ちなみにワタクシはファースト・クラスの映画自体はう~ん70点くらい?という感じでした。登場するミュータント達にあまり魅力を感じなかった…あの映画は完璧エリックの独壇場でしたねぇ。ファースト・クラスよりはオリジン・ウルヴァリンのほうがストーリー的には好みでした。

この妄想は車椅子設定はとりあえず入れなかったです。ブル~様テレパスだからえろにも支障なさげだし(…)シン様の心情を更に美味しく一捻りできそうなので入れても良かったんだけどえろ表現が大変にややこしい感じになりそうだったので今回は気軽に…。

んではなんでも許せるって方のみ↓ドウゾ~♪






ブルーの意識がふと浮上すると、傍らに佇む人の気配が感じられた。他人の気配には敏感なブルーがすぐに目を覚まさなかったのは、それがブルーの慣れ親しんだものだったからに相違ない。敵意の欠片も無く、ただそこにいてブルーを優しく包み込む意識。

ブルーは眠気を追い払うように何度か目を瞬かせると、誰何せずにゆっくりとベッドの上にその身を起こす。寝乱れた髪を物憂げにかき上げながらナイトスタンドの時計を一瞥すると、時刻は夜中の1時を回っていた。これがたとえ昼間であっても、ミュウの楽園、シャングリラの長であり地上最強のテレパスであるソルジャー・ブルーの私室を訪れる勇気を持ち合わせた者などここにはいない。彼がその気になれば、その恐るべき精神感応力で世界中の人間そしてミュウの全てを滅ぼすことも出来るのだ。仲間のミュウ達に尊敬され、半ば崇拝すらされてはいるものの、ブルーはミュウの中でも人並み外れて突出したその能力のために、同じミュウ達からもどこか一線を引かれていた。しかしブルーの部屋の訪問者はそのようなことなど意にも介さない様子である。

「誰だ…と、聞きもしないんですね」
「こんな夜更けに僕の部屋に忍んでくる物好きは君くらいのものだ…来ていたのなら起こしてくれればよかったのに」

窓から差し込む月光のみでぼんやりと照らされた部屋の薄暗さに次第にブルーの目が慣れてくると、寝室の隅の椅子に腰をかけた闇に溶け込むようなシルエットが、やがて姿をとる。ブルーが何度もこの部屋で迎えた客人、ソルジャー・シン。磁力を操り、その強大な力でこの世のあらゆる金属を思いのままに意のままに操る恐るべき男。ブルーの率いるシャングリラと敵対するミュウ達を集めたテロリストの組織、ナスカのリーダーである彼が、何故このような時間にソルジャー・ブルーの私室に姿を現すのか。

シンはどっしりとした椅子の背にそのしなやかな身を軽くもたせかけ、ナイトスタンドに置いてあったコインを弄んでいる。どこにも触れていないのに、シンの手の中で鈍く光を放つ硬貨はまるで手品のように宙に浮いたままふわりと浮き、時にはくるくると回転しながらシンの掌中に収まる。

そのなんの変哲も無いコインは昔、出会ったばかりのシンがブルーに自分の力を披露するために使ったものだ。そして更に昔のこと、それはミュウの研究者がシンの秘めた潜在能力を非人道的なやり方で引き出すために使った小道具であり、シンはミュウとしての力を開花させてからそれを常に持ち歩いていた。そのシンの過去を一度だけブルーは酔ったシンに聞かされたことがある。そして、思想の違いからシンが離反したとき、シンは餞別としてそのコインをブルーに託した。何の変哲もない、どこにでもある硬貨。だが、それがシンにとってどれほどの重みを持ったものなのかを知っているブルーは、何も言わずにシンの想いと共にそれを受け取った。シンが人間達にどれほど残酷な仕打ちを受けてきたか、強い精神感応力を持つブルーには痛いほど分かっていた。そしてなにより、シンが人間達と戦うことを決心したのは、他でもない、ブルーがミュウの力を極度に恐れる人間達に害されようとしていたのが直接のきっかけだった。だから、シンがブルーとは違う道を歩むことを決断したその日も、シンの意思を曲げてまでそれを止めることは彼には出来なかったのである。その日から今日まで、シンは人間達を滅ぼすため、そしてブルーはミュウと人間との共存を目指して戦い続けている。

そのコインは、今では常にこうしてブルーのナイトスタンドの上に無造作に置かれている。私物の少ない、調度品以外はいわば殺風景とも言えるほどに片付いた部屋の中で、その硬貨だけはいつもブルーの傍らにあった。ブルーのその紅い瞳がこの小さな金属片を掠めるたびに誰のことを想っているのか、こうして時折ブルーの寝室を訪れるシンだけが知っている。

「たまには貴方の寝顔も見てみたかったんですよ。それに…貴方が眠っている間に貴方を殺す機会を狙っていた、と言ったら?」

シンの指が軽く動くと、そのコインはふわりと宙を舞いながら、ブルーの目の前の空中でその額に狙いを定めるようにぴたりと止まった。シンは猛禽のような目でブルーを見つめながら薄く微笑む。そして、揶揄するように続けた。

「相変わらず、金属だらけの部屋で暮らしているんですね。無防備だし、あまりにも無用心だ。僕がこうして忍び込むことだって簡単だし、このコイン一つで僕は貴方を殺せること、知っているでしょう。貴方という要を失えば、シャングリラは、いや全世界の人間達は全くの無力だというのに」

シンの脅しとも取れる台詞に、ブルーは身じろぎもせず、ただ穏やかな表情でシンを見つめている。軽い沈黙の後、硬貨はくるくると回転しながら、ブルーのナイトスタンドの上にカタリ、と音を立てていつもの指定席にその身を置いた。ブルーは軽く肩をすくめる。

「僕に、君相手に用心しろと言うのかい。君こそ、遮断ヘルメットはどこに置いてきた?僕がその気になれば、瞬きひとつせずに君を操ることだって容易い。君の心さえ乗っ取ってしまえば、君の配下の者達など好きに操るのは赤子の手を捻るようなものだ」
「ふふ…お互い様というやつですね」
「どれだけこの部屋に金属が転がっていたところで、君は僕の髪の毛一筋すら傷をつける気はないくせに。僕は君のように強靭な肉体を持ち合わせていないからね、僕を殺すのに大した力はいらないだろう。それこそ、君のミュウの力など必要ない。その手で僕の首でも絞めればすぐに片がつくことだ」
「そして貴方はどれほどに僕を止めたくとも、僕の頭の中を不躾に覗くようなことはしない…まあ、僕の他の思惑を覗いてくれるのは大歓迎ですけどね。確かに貴方の体は逞しいとは言えないけれど、僕にしてみればとても魅力的だ」

衣擦れの音。黒ずくめの服装に身を固めたソルジャー・シンの腕が伸び、ソルジャー・ブルーの体をその腕に抱きこんだ。その大胆な行動にソルジャー・ブルーは抵抗すら見せようともせず、その腕の中に大人しく納まった。ブルーの体を抱きかかえるような姿勢で、二人の視線を絡ませたままにシンの手がブルーの体を悪戯にまさぐっていく。と、それまで表情を変えなかったブルーが軽く息を呑んだ。

「…、っ」
「まあ…わざわざ僕の意識を覗く必要もなさそうですね。もうこんなにしている。僕のことをそんなに待ち侘びていてくれたんですか」
「君…こそ、人のことを言えるような状態ではないだろう。待ち切れなくてわざわざ敵の本拠地のど真ん中に忍び込んできたのは一体どこの誰だい」
「貴方をミュウの長を崇め奉る子供達が、今の貴方のこのあられもない姿を見たらなんと言うでしょうね」
「君を崇拝するミュウ達が、戦闘の役にすら立たないでくのぼうの僕に執着する君の姿を見たらさぞかし嘆き哀しむだろうね」
「酷い言い草ですね…貴方をあまり放っておくと寂しがるんじゃないかと気を使ったというのに」
「別に君のことなど待ってはいないさ」
「またそんな嘘をついて」
「僕はテレパスだからね。嘘はお手の物だ…だが、どちらにしろ、君の方がそろそろ待ち切れない頃だろうと思っていたよ」
「大した自信家だ」
「人のことが言える立場かい」

痴話喧嘩のようにすら聞こえる応酬を交わしながら、何度も二人の唇が重ねられる。触れ合っては離れ、離れてはまた触れ合う。お互い違う主義主張を抱えたミュウ達を率いる敵対するリーダー同士とはとても思えない、さりげなく甘い睦言。闇に隠された、とても優しい逢瀬の時間。口付けの合間にも、シンはうっとりと陶酔したような目でブルーを見つめ、ブルーもまた、自らねだるようにシンに唇を寄せてゆく。

「そう、貴方はうそつきだね。虫一匹殺さないような清廉潔白な顔をして、貴方は誰よりも貪欲で残酷だ…いつもないものねだりばかりして、僕を困らせる」
「君は僕のことを誰よりも理解しているくせに、何故今更そんなことを言うんだい。何故懲りずにこうして僕に会いに来る?」
「分かりません…でも貴方はそれでも僕を受け入れてくれる。自惚れてもいいってことですか」
「どうして?君ほどいい男は世界中捜してもどこにもいないよ」
「貴方は本当に口が上手い。僕を喜ばせることが分かっていて、わざとそういう言い方をするんですよね」
「全て本音さ。僕はうそつきだけど、君の評価を語るときに虚言を吐く必要などどこにもないからね」
「またそんなことを言って…嬉しいけれど」
「いつもそれくらいに素直だと僕も嬉しいのに」
「貴方だって僕に負けず劣らず意地っ張りですよ…もう、黙って。今夜はあまり時間がないんです…」
「…ん…」

そう言いながらも急ぐ様子はなく、シンは何度も口付けを重ねながら時間をかけてブルーの夜着を乱していく。月の光に白く照らされる肩から夜着を落とすとシーツの海にブルーの体を優しく横たえ、自らも手早く上衣を脱ぎ去ったシンがその上に覆い被さっていった。二人分の体重を受け止めた寝台がギシリ、と鳴る。ブルーの両腕が、躊躇することなくシンの逞しい背に回される。その背には、シンがブルーに出会うまでの過去に人間達から受けた虐待の傷跡が無数に散らばっている。そのひとつひとつを記憶のままに確かめながらブルーの指先が滑っていく。高い戦闘能力を持つシンの体にブルーの記憶にない新しい傷跡が増えることはまれだったが、それでもブルーは毎回確認せずにはいられない。それはもう、無意識の癖のようなものだった。

しかしブルーがシンの身体の傷跡を確かめている間、シンはシンでブルーの肌をためつすがめつ確認している。シンと違い、直接戦うための力を持っていないブルーが自ら戦いの前線に出てゆくことは殆どない。なのでブルーの白い肌には傷跡と呼べるようなものは殆ど見られなかった。が、シンが確かめているのは別の事柄だった。

「この間の痕、もう消えてしまいましたね」
「仕方が無い、君が来てくれないから」
「次回は消える前に来るよう心がけますよ」
「ああ、そうしてくれ…ん、」

シンの舌がブルーの胸の飾りを転がすような動きで這い回る。しっとりと濡れて紅く染まり、ピンと硬く尖ったそれを仕上げのようにシンに強く吸い上げられ、ブルーの背がぴくりとしなった。ブルーの反応を心ゆくまで楽しんだシンは、息をつくブルーの耳朶を軽く食みながら囁いた。

「ここ、貴方の好きなとこ…もっとして欲しい…?」
「あぅ…」
「相変わらず感度がいい。これでは独りでは持て余すことでしょう。僕のいない間、いつもどうしているんですか…?」
「答えが知りたければ…もっと頻繁に会いに来ることだな」
「言ってくれますね…」
「勿論。これでは足りなすぎる…」

からかいとも誘いとも取れるブルーの戯言のお返しとばかり、シンはしつこくブルーの胸のあちこちに吸い痕をつけた。あ、と何度も息を呑む音が頭上から聞こえ、シンは満足げに笑みを作った唇でブルーの上半身を弄ぶ。苛立ったブルーの手がいきなりシンの金髪を鷲掴みにし、自分の胸から無理矢理その頭を引き剥がした。しぶしぶといった感じでブルーと対面したシンに、頬を紅潮させ上がった息でブルーが囁く。

「時間…が、ないのなら、時間の無駄遣いはしないことだ…、あ、っ」
「『早く欲しい』って素直に言えばいいのに…、っ」
「君のほうこそ、そろそろ限界だろう…?こんなに、硬くして…」

悪戯な指先が、お互いの体を挑発するように這い回る。触れて、触れられて、そんな攻防をしばらく楽しんでいた二人だが、ついに焦れたシンが先に折れた。

「ああ、もう…!分かりました、僕の負けです。ねえ、もういいですか?」
「分かればいいんだよ」
「また僕のことを子供扱いして…お返しに、今日は手加減しませんから。あとで泣いても知りませんよ?」
「いつも僕を泣かせて喜んでいるくせに」
「酷いな。そう言いながらいつも強請ってくるのは貴方じゃないですか。本当に貴方は意地悪な人だね…」

まさに情事の真っ最中だというのにいい子いい子とブルーに頭を撫でられ、ちょっとだけ憮然としたシンは、今度こそ無言で組み敷いた肢体にのしかかり、本格的にブルーの体を蹂躙していった。寝室には沈黙が下りた代わりに、衣擦れと熱い息遣い、そして濡れた音だけが響いてゆく。それまで余裕たっぷりだったブルーの声は、ベッドの軋む音と共に間もなく切ない啜り泣きに変わっていった。





会えなかった間の時間を埋め合わせるように何度も睦み合い、事後の気だるさの漂う寝台で二人は寄り添っていた。シンの逞しい腕に抱かれながらその心臓の音に聞き耳を立てていたブルーの顎にシンの指がふと添えられると、その顔を上げさせられた。導かれるままに見上げれば、彼の翠の目が真摯な色を湛えてブルーを見つめている。散々抱き合ったばかりだというのに、なんだかブルーは気恥ずかしくなった。が、顔を背けることは許されない。

「このまま、貴方をここから攫い出してしまいたい…誰もいないところに行って、ずっと二人だけで生きていけたら」

ブルーの胸がツキリと痛んだ。まるであどけない子供の語る夢のようなシンの呟きは、それほどにブルーの胸を打った。結局、ブルーも望むところは同じだったからだ。しかし、それは見果てぬ夢に過ぎなかった。分かっていても、口に出さずにはいられない…。そんなシンの気持ちもブルーには痛いほどに理解できた。

「それが出来ない相談なのは、君も分かっている筈だ…君は僕の体の心配ばかりしているけれど、君だって君を慕うミュウ達のために命を削って戦っている。彼等は可哀想な時代の孤児達…。立場こそ違えど、哀れなミュウ達を見捨てられないのは僕も君も同じことだ。」
「分かっています…それでも、僕は何度でも聞かざるを得ない。僕が戦い続けるのは、ミュウ達を、いえ、貴方を迫害し続ける人間達を全て除外するためだ。全ては貴方を守るために。人間だけじゃない、たとえミュウのためであっても貴方がその身を危険に晒し続けるのを僕は耐えられません。僕と、一緒に来てくれませんか」
「僕の答えが分かっているのに、何故いつも同じことを聞くんだい、…ジョミー…」

ブルーの透き通った瞳が、シンの翠の目をまっすぐに覗き込む。他の誰も、腹心の部下ですら知らない、ソルジャー・シンの本名。ブルーは決して他人がいる前でその名を口にすることはない。その名を舌に乗せるとき、ブルーの目はいつも切なげに眇められる。まるでシンの本名それ自体が愛の告白であるかのように。ふとシンの表情がまるでとろけるように甘くなり、その指がブルーの白磁のような頬をいとおしげに辿る。

「まだ…僕のことをその名で呼んでくれるんですね」
「当たり前だろう。君はジョミーだ。どのような立場に立とうとも、いつまでも僕のジョミーだ、違うかい?」
「違いない…。僕は貴方だけのもの。貴方のことも、誰も渡しはしない。貴方は僕だけのものだ」

シンはブルーの銀糸を一房その手に取ると、恭しげにそっと口付けた。

「僕は戦うことを決して止めません。でも、貴方にかすり傷一つつける者がいれば、僕はその者を決して許さない。地獄の果てまで追いかけて、必ず息の根を止めてやる。僕が戦い続けるのは、全ては貴方のためですから…」
「僕もだ…僕は君のために、ミュウと人間の共存の夢を追いかけることを決して止めないよ。君を傷つけようとする人間達を、全て止めてみせる」

ブルーは伸ばした白い手をシンの額にそっと当てた。男性にしては華奢なその手首をシンの手が優しく包み込むと、二人は目を閉じる。押し隠した思考を読み取るほどではない軽い程度の精神感応の力で、ブルーはそっとシンの意識の中に滑り込んだ。シンも抵抗なくブルーの意識を受け止める。うそいつわりのない、お互いへの深い想いを、ブルーが導くままに二人は絡ませあい、混ぜ合わせる。ブルーとシンの、二人だけの儀式だった。そうして相手の存在を少しだけ自分の意識の中に残したまま別れるのが二人の約束事になっていた。どれほど名残惜しくても、夜が明ければまた敵同士の長として戦い続けなければならない。この儀式はブルーの提案だったが、こうしてお互いの存在を心の中に感じ続けることで二人はやっと離れ離れでも生きていける…。シンとブルーはそれほどにお互いを欲しているのだから。彼等はまさに、一つの魂を共有する片割れだった。

もう別れの刻限が迫っていた。シンは情事の名残の色濃い寝台から滑り降りると、手早く衣服を身に着ける。それを横たわって見つめるままのブルーの上に屈み込むと、もう一度だけ万感の想いを込めてそっとブルーに口付けた。名残惜しげにうっとりとブルーの手を取ると、シンはしばしの別れを告げる。

「では…戦場で」
「死ぬな…ジョミー」
「貴方も」

カタリ、と音を立て、シンが出て行った後の窓がひとりでに閉まる。ブルーはナイトスタンドに無造作に置かれたコインに手を伸ばすとそれを掌に握り締め、そっと自分の胸に当てたまま目を閉じた。

「ジョミー…」

どこかで鳥の鳴く声がする。夜明けはもう、すぐそこだった。
Comment
≪この記事へのコメント≫
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
Secret: 管理者にだけ表示を許可する
 
Designed by aykm.