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ASIAの独り言

在米ジョミブル者の独り言。全て自己責任でお読み下さい。
シン・ゴジラ観てきました
シン・ゴジラ見てきました。

う〜ん。

まあその。

正直テンション低いです…。

映画自体は良かったと思うのですよね。まあハリウッド映画に比べたら申し訳ないけど確かに低予算。だけど予算少ないのに、それを逆手に取って凄い頑張ったな!という感じ。これはワタクシが殆ど邦画を観ないからそう感じるだけかもしれませんけどね。

というかね、映画の作りはとても日本らしくて良かったとは思うのですよ。ゴジラという世界中でネームバリューのある題材を使いながら、あえて洋画的な方向に行かず、日本でしか作れない日本の映画を日本人の為に撮った。それだけでも素晴らしい功績です。進撃の巨人みたいに青二才ばっかりじゃなくて演技に味のあるオッサン俳優達でガッチリ脇を固めたのも良かったですね。

だけども。

だけれども…。

パターソンのせいで何もかもがぶち壊し…。

ワタクシ的にはその他の要素は85点くらいだったのですよ。だけどパターソンの存在でそこからマイナス80点くらいのダメージでさ…。

女優さんが悪いわけじゃないんです。英語の発音とか演技がどうこうって話じゃなくて。

ああいう脚本を書いて演技指導をした制作側に怒りを覚える…というほど情熱的ではないけどイラっとくるのも確か…。

ちょっと覗いてみたところ、パターソンの英語がルー大柴だったという意見は沢山あるみたいだし、それに対してゴジラという非現実のクライマックスに持って行くためにパターソンという虚構をぶつけることでどーたらこーたら的に擁護してるサイトなんかもあって。

ワタクシの怒りポイントは大きく二つ。

1.ありえないタイプのバイリンガル
発音がヘンテコなのはまあしょうがないけど、普通のバイリンガルでもあんな喋り方してる人は自分も含めて見た事ねえですだよ。バリバリバイリンガルのエリートを表現したかったのなら、むしろ日本人と会話してるときはオール日本語のほうがまだリアリティあったんじゃないですかね。その上パターソンはどうやら日系三世という設定(超曖昧な何か)の模様。ここのブログで何度も書いてるけど、片親が日本人であれば生まれた子供もほっといても日本語ペラペラに育つ筈、と信じてる人が何故か多いんだけども、現実は絶対にそんなことないわけで。今度は「ばーちゃんが日本人なら孫も日本語が喋れる筈」(←New!)ときましたよ。祖母が日本人だったってことは、普通に考えて戦争花嫁の世代ですよ。当たり前だけどインターネットなんかなかった時代だよ?ワタクシがアメリカで出会ったいわゆるそれくらいの世代の「日系二世」、まあ今まで四人くらいしか出会った事はないけれども、その中で日本語を喋れる人は誰一人いませんでした。戦争花嫁世代の日本人というのはただひたすらアメリカ社会に溶け込むだけで精一杯で、しかも今のようなテクノロジーも無かった時代に子供に日本語を教えるような余裕など無かったと思われます。日系二世ですら怪しいのに、日系三世であれだけ喋れるなら絶対にパターソンは日本に留学していなければムリ。しかも夏だけとか交換留学だけでは絶対にムリで、四年制の大学を卒業して日本で就職した経験くらいはないとまあ不可能ですよ。親だってよほどスパルタで日本語教育してないといけないし、本人にも並々ならぬ日本への興味がなかったらやれるわけがない。だけどパターソンは恐らく日本には一度も来た事がない?的な雰囲気をプンプン匂わせてくる…その辺りのギャップがちょっとあり得なくてムリ。そもそも政治家の妻だったら子供につきっきりでスパルタ日本語教育を施してるような暇があるわけない。その他の要素がかなりきっちり組み立てられているので余計に飲み込めなくて、パターソンのおかげで全てが安っぽくチンケに思えてしまいました。そもそもば〜ちゃんが日本人ってことはパターソンはクォーターなわけで、見かけが日本人そのままじゃんなんてのはなんというかまだファンタジーとして許せる範疇なんですけどね…。

2.日系三世(クォーター)の女性が40代でアメリカ大統領を目指す
トンデモバイリンガルよりも、ここがもっと怒りを覚える要素かな…。ルー大柴な日系三世もそうだけど、こういう設定てさ、日本人は全員ニンジャであるっていうのとあんまり変わらないレベルですよ。いくらアメリカでもさ、黒人が大統領になったからってさ、黒人男性とアジア人女性じゃ〜全くの別物ですよ夢見過ぎ。百歩譲って花森防衛大臣みたいなタイプならもう少しリアリティはあったと思うんですよね。でもさ普通に女性が男性と張り合う社会が当たり前のアメリカで、あの巻き髪ツヤツヤリップ、いかにも大統領のペットみたいな小娘に票を入れるヤツなんぞいるわけないでしょ。やり手の政治家であるというイメージを売り込みたいならあんな女を武器にしたようなカッコでうろついてるのがありえないわけで。第一政治家ってのは人心を掴むのが大事な仕事であり手腕の見せ所なわけでさ、いくら日本相手だからってあの高飛車な態度ありえないでしょ…だって腐っても特使って設定でしょ?あとさパターソン家の名に泥を塗るのか的な台詞がありましたけど、アメリカであっても家名を気にするような名門の家柄だったらそもそも最初から移民のアジア人を嫁に貰うわけがないよね。ワタクシの知人でペンドラゴン(仮名)さんという家の一人息子と結婚した日本人妻がいるのですが、ペンドラゴン(仮名)というのはイギリスから移住してきたことがはっきりしている名字の一人で(宿六ファミリーもイギリスから移住してきたという証明書があるらしい)、プライドの高い姑さんは伝統のあるペンドラゴン家の可愛い一人息子が日本人なんぞと結婚してしまったことが厭で厭で仕方なくてチクチクいびられていたらしいです。その上奥さん不妊治療してて子供もいないからすんごい針のむしろで…と愚痴ってました…。ちなみにペンドラゴン(仮名)さんところはお金持ちでもなんでもない単なる一般庶民です。そういうのを全く気にしないオープンな家柄なら、逆に家名がどうたら言うのはもっとおかしな話でさ。なんかちょっと色々と意味分かりません。

そもそも腐っても現役政治家の女性だったらいくらカジュアル用だからってZaraみたいなチープな店なんぞで服を買うもんかばーかばーか。いやそもそもあそこは「セブンイレブンはどこ?」「マツキヨは?」じゃね〜の。あのクラッチバッグが四次元ポケットってんなら納得いきますけど。


…というのが邪魔をして全く入れ込めなかったのであります。もっとこうチョイ役なら良かったんだけど、正直パターソンて主役級の上に矢口のお相手的ポジションだったからさあ…。邪魔で邪魔で邪魔で邪魔で邪魔で(ーー)結局日本人のための映画なんだから日本人的にどうでも良い部分は適当な設定にしたのかもしれないけど〜。他の部分がしっかり虚構の現実として作られていた分ギャップがありすぎてさあ…。パターソンの存在が全てを嘘っぽい映画、いや嘘っぽい嘘にしてしまったという感じ。

だけどなんだろね、日本人役(?)の女性キャラはしっかりしていたし、アレがいわゆる日本人男性が持つところの日系人やアメリカ人女性イメージなのだとしたらなんか色々とガッカリですよ(ーー;;)少なくともワタクシの周囲の「デキル」アメリカ人女性はもっとしっかりしていて人当たりも良くて優しくて…間違ってもあんな生意気なだけの尻の青い小娘ではないです。まあそれも日本という文化の一部なのだから仕方ないですけれども。ああいうナマイキエリート小娘をも感服させる日本男児カコイイ!それはいいけどさあ…別にいいけどさあ…。




あとさ、蒲田でゴジラの第一形態が出現したとき、ワタクシの隣で見ていたおフランス人の友人が「ぶぶ〜っ!」って吹き出していたのをワタクシは聞き逃さなかったよ…。こんなところで恥かかせやがってアンノの野郎許すまじ(><)ってつい思っちゃいましたテヘペロ☆まあ最後のほうではそれらしくなって心底ほっとしましたよ(爆)自分としては蒲田ゴジラは可愛くて気に入りましたけどね。ぬいぐるみとかいいかも…。だけどやっぱり最初に登場場面を見た時はコレ何の冗談?って唖然としちゃったんですよね(ーー;)映画観る前に「このゴジラはハリウッド映画とは全然違うからね!何から何まで日本的で、面白くないところもあるかもしれないからね!」って散々ハードルを下げておいた甲斐もあって(酷)友人も映画自体は面白かったって言ってました。割とフランスが好意的に描かれていたので友人としてはご満悦だった模様。フランス語の会話は出るかな?って思ってたんだけど結局出なかったですね…予算足りなかったのかしら。友人はドイツ語も分かるのでドイツ語の会話は悪くなかったって言ってましたけど。特別上映みたいな形だったので「Godzilla Resurgence」とプリントアウトされた紙がぺらっとドアに張ってあるだけだったんですけど、平日の夜なのに思ったよりも人が入ってました。だけど3割くらいは日本人だった模様。おまいら一体どこに隠れてたのって感じに隠れ日本人がこっそりゴジラを観に来てましたよ。残りのアメリカンはいかにも重度のオタって感じの人がチラホラ(^^;)


まあそんなわけで〜。あ、友人がご飯奢ってくれてお酒もちょっと飲んで、まあ楽しい夕べでしたよ〜。それにとにかくホットな話題だったゴジラを観に行けたのでそれだけでも満足!アンノ対ホノオの本含め問い合わせしたメールには結局返事が無かったので、もう一度別のメルアドから問い合わせしてみなくちゃ(ーー;)

お誕生日メッセージ下さった方ありがとうございます♪♪♪

拍手パチパチありがとうございます♪(^。^)
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