ASIAの独り言

在米ジョミブル者の独り言。全て自己責任でお読み下さい。
Kiyasamaの本が出た話-1
本日はこの話をまず書かなくちゃと思っていたKiyasamaの本の話。これは11月の話なのでもうあれから4ヶ月くらい経つんですね。もう随分昔の話のような気がします。

Kiyasamaの小説「TheHeadBoy」の続編を脅迫及びイラストの賄賂(笑)と引き換えに書いてもらったという経緯のある「Love,Always」。それがある出版社の目に留まりオリジナル小説として焼き直してデビューするっていう話題だったんですけどね。出版といっても、小さなオンラインの出版会社で、短編はEブックオンリー、長編の場合はペーパー版も通販できますよ、という感じの小さな出版社です。

今日はちょっと古い話ですが、アレまビックリ結局ASIAさんがその表紙を描いた話。


オリジナルとして出版される、というニュースを聞いて数週間くらい経った頃でしょうか。あれからどうなったのかな、そろそろ出版されたかしら、と思っていた頃にKiyasamaからメールがあったのです。そのメールの内容は、まあ簡単に言うと、「Love,Always」の本の表紙を描いてくれないかという依頼だったんですね。最初に描く予定だった人が都合悪くなって描けなくなったのだそうです。それに関する裏話もあるのですが、それはまた後で詳しく書くことにして。

結構ギリギリになってから絵描きさんが降りちゃったので、Kiyasamaはそれはそれはパニック状態でございましてね。出版社の人からはそろそろ締め切りが…とせっつかれている状態でしてね。ワタクシもいきなりそんな話でパニックですよ。で結構悩んだんですが、Kiyasamaが困っているのなら、それはこんなワタクシめの駄絵でよかったら人助けと思って一肌脱ごうじゃないかと。マ悩んだといっても一時間くらいのスピード悩みですけどね。だって悩んでる時間ないし(苦笑)いつまでなの?って聞いたらばとにかく早ければ早いほうがいいってことで…。その降りた絵描きさんが時間を食い潰したのが悪いんで、Kiyasamaのせいじゃないんですけどね。

しょうがないので仕事もそこそこに早速帰宅して、案を練りました。このお話「Love,Always」には山場(?)が一応二つありましてね。一つはエレベーターの中の場面。もう一つが、漫画にしたプールの場面。Kiyasamaの希望はエレベーターの場面を入れてくれってことだったのですが、一応この話ってプールの場面がクライマックスだから、それも捨てがたい…ということで、じゃあ両方入れちゃおうかって提案したらKiyasamaもそれは面白いってことでそうすることにしました。このお話って「TheHeadBoy」から五年後くらいの設定なんですが(実際に書かれたのも五年後)それまでの二人の間の距離感と過去のわだかまりや罪(要するに学生時代にヒイロが自分の立場を利用してデュオの気持ちを踏み躙りながら散々一方的に体を弄んだってことなんですが)が一気に水で洗い流される、というようなテーマが結構大事なんでございます。このエレベーターの場面っていうのは、ヒイロがデュオと二人きりになった瞬間にそれまで保ってたポーカーフェイスを脱ぎ捨ててデュオを誘惑するんですけどね。なんつ~か大人の情事(笑)みたいなムードを演出したくてこんな感じの案に。
LoveAlways_1

そこでKiyasamaからどちらかのスラックスの色を変えて欲しいとかエレベーターの中の木の色とか色々設定が入りまして、あとバランスが悪いので左右にも水を入れることにしてこんな案に決まりました。
LoveAlways_2

ここまでがスケッチで、この案を早速本番用(?)スケッチブックに描き始めました。2月に日本に帰省したときにセピアのペンを一本だけ買ってきたのですが、そのセピアのペンを初めて使ってみましたよ。
LoveAlways_3

中のパネルの色を塗ったところです。今回は同じ水彩色鉛筆でも、普段より更に水彩ぽい塗り方を目指してみました。そのほうが小説の表紙っぽいかなと思って。
LoveAlways_4

外側の水の色をパステルで塗りました。ホントこのパステル、とても発色が良くて重宝してます。波っぽい感じの部分は修正液をべろべろ塗り伸ばしただけ。
LoveAlways_5

これをスキャンして、泡をソフトで入れてみました(ソフトではこれくらいしかできない自分)絵自体はこれで完成です。今こうやって見てみると色調とかもっと調整したほうが良かったかも(もう遅い)
LoveAlways_6

案に一晩、本番絵に一晩。まさに突貫工事。ここにKiyasamaが素敵なボーダーとフォントを入れてカバー完成。
LoveAlways_7

なんかもうKiyasamaと二人でパニックで泣きそうになりながらも二人で手に手を取り合って(というかメールで連絡取り合って)頑張りましたよ。LJのお友達も「絶対買うから頑張って!」ってみんな暖かく励ましてくれて涙チョチョ切れました(死語)

E-bookでファイルをダウンロードする方式で、クレジットカードで簡単に買えますので日本の皆さんも良かったら買ってあげて下さい(笑)たったの2ドル!安い!(^。^)デビューはマイナ~でもKiyasamaの夢はおっきいのです。Kiyasama、祖父母の介護をしながら学校に通ってる方なんですが、やおいに留まらずノーマル(?)小説書きを目指していてオリジナル小説を書き溜めているのであります。一人でも多くの人が買えば出版社側の心証もよくなるというもので…ああちなみにワタクシも購入いたしました。Kiyasamaがタダでファイル送ってくれたんですけどね。PDFファイルかMOBIファイル、またはHTMLファイルで購入できます。

でこの本に関してまだまだ裏話が続くのですが、今回はこのへんにしときます。あと二回続く予定。
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