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ASIAの独り言

在米ジョミブル者の独り言。全て自己責任でお読み下さい。
ニュ〜職場!!
といっても実際に働いているのは自宅なので何の変化も感じられませんが(^^;)ついでに言うと上司も一緒、同僚も一緒、プロジェクトも同じことを引き続きやっているだけなのでリアルには全く転職の実感がございません。しかしながらこの開放感!(^。^)

そもそも事の発端はワタクシがまだ前の前の職場にいた時のこと、ボスが当時の職場であるP州立大学と研究病院であるGとの兼任手続きを進めていたことにございました。二つの職場を兼任というのは研究者には良くあることで、P州立大学3割、G病院7割の割合という割り振りの決定のもと契約を済ませ、新たな任期のサイクルが始まるのを待つばかり、でございました。ワタクシ達スタッフはP州立大学に残ってもヨシ、Gに移籍してもヨシ、ということでどちらかというと大学のほうが色々と都合が良いのでワタクシはP州立大側に残る予定でございました。

しかし、3割7割という割合ということは、ボスが学会で講演したり論文を書いたりする場合、所属機関を明記する場合はG病院・P州立大学、と割合の高いG病院を先に書かねばならぬという決まりでございます。何故かそれが気に入らなかったらしいP州立大学は、ほぼ本決まりだった契約のあれこれを全てひっくり返し、任期が始まる一か月くらい前にいきなり大学の兼任に関するポリシーを一から書き直すので任期変更は一年延ばせなどと無茶苦茶なことを言い出しましたのでございます。その理由ってのが要は「P州立大学の名前をGの前に明記させたい」これだけなのだから全くもう(ーー;)他にも色々あったらしいけどゴタゴタと揉めた上にボスはP州立大学に三行半を叩き付けることを決め、完全にGに移籍することになり、それに伴ってワタクシ達スタッフもまずはITのアドミンとプロジェクトマネージャーが移籍して環境を整えながら、一人また一人と半年以上かけて準備しながら最終的には全員Gに移籍したのでございます。これが一年半前。

なにしろこの分野では飛ぶ鳥を落とす勢いでどこからも引っ張りだこのボスのこと、Gのボスの直属の上司になるDはボスを手に入れるためなら何でもしよう!と明るい未来を約束。GはP州立大学から一時間半かかるため、誰も引っ越さなくても良いようにP州立大学のキャンパス内の施設をGがわざわざレンタル・改装し、ウチのためにGの衛星オフィスを作ってくれたのです。早速民族大移動、当然給料も上がったし、みんな良い事ずくめ!

…の筈だったのですが。

数ヶ月もしないうちにアレ?という事が出てきましてね。まず、Gという機関そのものの体質が非常に古臭くて閉鎖的であり、今まで何の問題も無く実行出来たあらゆる事がもの凄く進めにくいことが大問題。例えばワタクシの職場ではGBや時にはTBレベルの巨大なサイズのデータを扱っており、当然サーバベースのコンピューターシステムでないと仕事にならないわけです。Gにはそのようなサーバ自体が存在せず一から構築していく予定だったのですが、まず何故かハードウエア購入の許可が下りない(ーー;;;)様々な許可を得る仕組みがハシゴのように一直線でなく、まるで迷路のようにやたらと大勢の許可が必要な上にいつまで経っても堂々巡りで全く許可が下りないのです。サーバが無かったら全く仕事になりませんので、以前のP州立大学の別の学部との間に結ばれた提携によりP州立大学のサーバを使い続けることでなんとかなっていました。それでも勿論足りないため、アマゾンのクラウドコンピューティングシステムをベースとした研究に特化したOSシステムを契約し、新しいやり方で仕事を始めるしかなかったのです。結局一年半の間Gでサーバが構築されることは全くありませんでした。そもそもサーバ用パソの購入にすら行き着けなかったホントマジですよ信じられん(ーー)G的にはデータなんか個人用パソのハードディスクに入れればいいんでしょ?なんでそんなに大容量のパソが必要なの?的な反応で全くお話にならなかったのでありますね。

それに代表されるGの基本的な「研究への理解の無さ」がとにかくあらゆる面で立ちふさがってまいりまして。例えばウチの職場では研究者や卵の院生の皆さんがアメリカ国内は勿論の事、時には世界中を飛び回り、学会やミーティングに出席したり、講演したりしているのです。ところがところが、Gにはそういった出張のルールがございまして。シニアレベルの研究者は年二回、そうでない普通の研究者は年に一回、スタッフレベルに至っては、出張?そんなもんなんで必要があるの?といった具合に出張の制限があった(ーー;)当然また特別な許可を取らないといけないわけですが、出張経費自体はグラントや外部の資金から出ているのでGの懐が痛む訳ではないのに、その許可がまた下りない事下りない事(ーー;;)その理解の無い周囲から嫌味を言われる始末。ワタクシ達スタッフレベルはともかく、ボスや卵達は疲弊…。Gという機関は規模自体は他の著名な研究病院に全く引けを取らなかったのですが、世の中に殆ど知られてないのにはちゃんと理由があったのです…。こんな閉鎖的な機関で研究なんざ出来る訳が無い。病院の規模自体は大きく、多くの患者から長年蓄積された膨大な量のデータがあるのですが、他の機関が喉から手が出るほど欲しがるであろうそのデータを使ってなにをしているかというと全く何もしていない。ついでにデータ管理も超杜撰。まさに宝の持ち腐れ!なので他所の機関からは「G?聞いたことないけどどこそれ?」なレベル。あちこちで研究発表することで機関の名を世に知らしめることにもなるのに、なにしろ田舎にあるせいかGの外のことなんか全く興味無い、そんな文化なのです基本的に。

そして一番の問題は、そもそも凄い勢いでボスに誘いをかけてゲットした筈の直属の上司Dが、ボスが移籍してきて半年も経たないうちに掌を返したようにパワハラ大爆発させてきたことなのです。DはGで唯一他所と共同研究していたり割と外では「Gの顔」という感じの人物なのですが、何しろどこの学会に行ってももてはやされるのはボスでその上司Dは「ボスを雇ったGの上司」というだけの人扱いなのですよね。去年の学会のオープニングシンポジウムで政府機関NIHのトップの隣に座って座談をした(勿論学会からのご指名)のもこの分野では名を轟かすボスであり、Dにはお誘いはかからない。恐らくそれが気に入らなかったのか、あんなに鼻息荒くボスを雇ったくせに、今度は凄い勢いでボスに嫌がらせを始めたのです…。人前でも平気で怒鳴ったり、日本ではぐっと我慢するところかもしれませんが、数年おきに誰もが転職するのが当たり前の文化のアメリカでパワハラとかちょっとあり得ない状況です。だってパワハラなんかされたらみんな辞めて転職していっちゃうでしょ?しかし明らかにDは目の上のたんこぶであるボスを追い出そうとしていびっていたとしか思えない状況(ーー;)

だけれども最終的な決定打はGのメディカルスクールの購入でした。Gのトップが変わってからというもの、Gは周囲の小規模な病院を次々と購入して傘下に収め始めたのですが、なにを血迷ったか、メディカルスクールを購入。それも誰も名前など聞いたこともないような、全米ランキングの圏外も圏外の小さなところ。ちょうどボスはP大学(州立ではない方)と共同研究を始めるべく色々と手続きを始めていたところなのですが、そういったダブルポジションというのはメディカルスクールを掛け持ちするのは禁止されているのですね。P大学にはメディカルスクールがある。そしてGがメディカルスクールを傘下に収めてしまったおかげで禁止ポリシーに引っかかり、ボスのダブルポジション計画は頓挫。P大学のメディカルスクール(要は医学部ですね)は全米ランキング第3位。それを名も無いスクールのために諦めなければならない…。しかも今回のメディカルスクール購入に関してはほとんど皆反対だったのですね。大学を教えるような時間のある医者・研究者なんかいないし、事務関係にしても余分な人員を雇えるような余裕はないわけです。どうもDの独断だったらしい。懸念するボスが話を聞きに行ったら何故か逆ギレされて散々罵倒されたらしい(ーー;)しかも!「君に大学で教えろなんて誰も一言も言ってないだろう!!ガタガタ文句を言うな!!」とか怒鳴られたらしいのですが、さてメディカルスクール関係の人事が発表されたら何故かボスもそのメディカルスクールで教える教授リストに入っていたのです。事前にもちろん全く何の打診も無し。完全に不意打ちです。普段のオフィスからそのメディカルスクールへは片道3時間かかるわけ。それを週に何度も行って教えろってんだから、研究なんぞやっている暇はもちろんあるわけがなく。要するに飼い殺しにしようというわけ。気が狂っとる!

もうとてもこんなところにはいられない、とボスは早速脱出計画を立てまして。それとなくP大学に打診してみたところ、二週間後にはオファーが来たというスピード転職(^^;)よそに取られる前に!って大急ぎで対処してくれたようです。何故P大学にしたかというと、ボスのもともとの師匠の研究者が既にいたことが大きいです。Gみたいな小さなところにいるからボスが目立つのであって、ノーベ賞レベルの研究者を何人も抱えるP大学ならもっと凄い著名人がウヨウヨいるわけですからわざわざボスに目をつけていびってくるような人も少なかろうと。それにP大学は全米屈指の医学部がありますので、共同研究をするにも多方面からデータを入手しやすいこと。それと大きなのが子供達の問題。ボスにはお子さんが二人いるのですが、その祖父母、つまりボスの義両親はP州に住んでていて、その絆を子供達から取り上げたくないのであまり長距離の引っ越しはしたくないのですね。ただでさえボスは出張が多く、その分専業主夫であるご主人がカバーしてくれているわけですが、子供達に負担を強いるような距離の引越しはあまりしたくないと。

他にも色々理由はありますが、まあとにかく行き先は決まりました。ボスレベルの研究者になると転職の際は職場に6ヶ月前に辞表を出すのが普通です。で、6月に辞表を出したのですが、その後Dのパワハラがさらに酷くなり(ーー;;)秋の学会も許可を得るのに散々面倒な手続きを経なくてはならず危うく行かれない人が出るところでした。Gの名を宣伝しに行くようなものなのになんでそういう真似をするのかよくわからんちん。それに加えて謎の監査が入り、重箱のすみをほじくるかのようなネチネチした取り調べの挙句、事務の人のミスを理由に&Dから許可を貰ったものを許可など出してないとDの虚偽の申告により(これが酷い)最終的にはGはボスを停職に追い込むことに成功(ーー)つかもう退職することが決まってる人をわざわざ停職にする必要がどこにあるのかさっぱりわかりませんが、停職にしてやった、という既成事実が大事なのかもしれませんね…。「一ヶ月の休暇をもらったと思えばいい、もう明日から来なくていいから」とのお言葉によりメルアドもデータへのアクセスも何もかも取り上げられてあらゆる方面で支障が出てみんなでパニクりながら乗り切りました(ーー)データを急遽避難させたり色々…。ラップトップも郵送で送り返したし…。もう顔も見たくないからさっさと出て行けって感じだったのだと思いますが、いい年した大人のやることじゃないよほんと(ーー;)ボスの下で研究していた院生たちのアクセスもとりあげられてオフィスに入れなくなり、急遽みんなで避難お引越しもしたようです。今年博士号を取得する院生が三人もいて、なんとかボスが転職する前に!とスケジュールを繰り上げてみんなバリバリ必死で頑張るはめになり、そのお手伝いがお仕事であるワタクシめもバリバリ(ーー;;)その上Gのサーバ問題でお世話になりっぱなしのP州立大学(実際ワタクシの仕事の8割はP州立大学のサーバでしてました)のアクセス更新、あまりにも身辺がゴタゴタしすぎていて更新の申請を忘れたボスの不手際により(仕方ないけどーー;)P州立大学のアクセスも遮断され、こちらのほうがもうヒイヒイ泣くハメになり(ーー;;)Gのパソがもうないから以前のP州立大学のパソを使っているのですが、こちらもそろそろ寿命が近くてあれやこれや支障も出るしもう大変(ーー;;;)


ここまで書いて疲れて来たのでもうあんまり詳細は書かないけれど、とにかくあらゆることが一度に起きすぎてボストンマラソンを全力疾走しているような謎の疲労感に苛まれております…。やっと正式に転職できたのは良いけれど、P大学の方はなんだか色々とゆるいぽくてまだ新しいメルアドすらもらえていない始末(ーー;)P大学のパソもやっと注文の段階に入った模様だし点…。しかしワタクシのプロジェクトは外部との共同研究が多いので、これらの事情があるとはいえ何もしないというわけにもいかず(ーー:)もうてんやわんや!明日はどうなる!でもみんなで頑張ろう!的な。綱渡りな日々でございます。






そんなこんなでお絵描きしてるような余裕もなかなか無くちっとも進みません(ーー)
ただでさえ狂っているデッサンが、余計な装備に完全に振り回されて更に狂いまくりです。なんかおかしいことはわかるのだけれども、どこをどう直したらいいのか全然わかんない(ーー;;)クリスマスのあれやこれやもあるしなんかもう次はいつこの続きを描く日が取れるのかなという感じ…。


拍手パチパチ有難うございます♪(^。^)
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