ASIAの独り言

在米ジョミブル者の独り言。全て自己責任でお読み下さい。
ダブルパロ
海外ではいわゆるダブルパロのことを「Cross-Over」と呼ぶのでありますが、時々なかなか面白い小説に行き当たることもございます。

LJでもバトンみたいなものは割と流行っていて、最近皆さんがやってたのはある映画のデータベースサイトに行き自分のベスト10の映画を選び、その映画を表すキーワードのみを書いて読み手に当ててもらう、というバトン。Merulaさんたら太っ腹にも、それぞれ当てた人のリクエストで短編書きますみたいなキャンペーンを行ってたです。凄いですね筆の早い彼女だからこそ出来る業。

で、そのリクエストの一つに答えて「MenInBlack」とGWのダブルパロっていう短編をアップなさってですね。ヒイロがエージェント「H」でデュオが巻き込まれるウィル・スミスの刑事役。映画のストーリーのほんのさわりだけだったんですが、ヒイロがデュオの記憶を消しちゃう前にちゅっとキスしちゃうんですねぇ。そのさりげなさがステ~キ~(#^^#)ヒイロが黒のスーツ姿なのも更にポイント高。ってわけでそのイメージイラストを描いてみたりしてました。次回更新にアップいたします。

もう一つ今ワタクシが物凄く物凄く物凄く注目中(なんじゃそりゃ)のダブルパロ小説が、Oneesannekoという方が連載中の「EagleInFlight」っていう小説なんですけどね。これって、ちょっと古いテレビシリーズの「Sentinel」というお話とのダブルパロなんです。Sentinel自体はワタクシ見たことなくて初めて聞いたんですけれども、設定としてはニュータイプと一緒にこね回した感じで、宇宙に暮らす人間の間で特に感覚の鋭敏になった新しいタイプのニュータイプ(?)というのが生まれるようになってですね。彼等は大方テレパスかエンパスかサイコキネシスを持って生まれてきていて、身体的にも素晴らしい運動能力を備えているのであります。宇宙で生まれた民は子供の頃に必ずSentinelのテストを受け、素質のある者はガニメデセンターというコロニーで訓練を受けながら暮らすことになるのであります。通常の人にない能力を持ち合わせたSentinelは、例えば宇宙船の事故を阻止したり犯罪の解決に助力したり、コロニーの民にとっては非常に貴重な存在でありがたがられているわけですが、地球人からは気味の悪いミュータントとして、人間が宇宙という異常な環境で暮らす弊害の象徴としても忌み嫌われている、という設定。

Sentinelの素質のある子供達はスカラシップを受けてガニメデセンターで他のSentinelの子供達と能力の制御の仕方や使い方などを学ぶわけですが、10歳を過ぎた頃に段々その能力のために精神のバランスが取れなくなってくるのであります。年と共に力は強くなってくるため、聞きたくもない音がどんどん入ってきたり読みたくもない他人の思考が流れ込んだり、騒音を遮断できなくて不安定な状態になるわけです。これを防ぐ方法はなく、唯一Sentinelが助かる方法は、やはり能力を持った「Guide」という存在を見つけること。Guideも大抵はSentinelと同じようになんらかの能力を持った者達で、Sentinelと同じテストによりその素質を見出されてやはりガニメデセンターに送られてくるのです。Guideの一番大事な能力は、Sentinelと絆を持つことで安定させること。しかしそのGuideの存在がSentinelには絶対必要で、特定のGuideと絆を持つことで、初めてSentinelは発狂せずに暮らしていくことができるのであります。Guideを持たないSentinelは遅かれ早かれ段々と精神のバランスを崩し、25歳までには大抵の者が発狂するか自殺してしまうのであります。

カトルはエンパスのSentinel,トロワはテレパスでカトルのGuideです。ヒイロはいまだにGuideを持たないSentinelで、鉄の自制心と訓練により今までGuide無しでもガニメデセンターではなんとか暮らして来れたわけですが、そろそろ限界に来ている時点だったりします。トロワも自分のGuideの力でなんとかヒイロを安定させようと時々手助けを試みるのですが、SentinelとGuideというのは自分と合った一人としか絆を作れないのでヒイロを安定させるまでにはなかなか至らず…。

カトル様はウィナー家の総領として年に一度ガニメデセンターを出てそれぞれのコロニーを訪問する習慣になっていて、トロワもGuideとして勿論ついてきており、ここのところ殆どガニメデセンターから出ていなかったヒイロもついでにお供しています。しかしSentinel用にデザインされたガニメデセンターと違って音や思考の騒音だらけの外界にヒイロはかなり辛い思いをしている模様。

ところが、あるコロニーからガニメデセンターにカトル様御一考を送り届ける宇宙船に乗り込もうとしたところ、そのパイロットの前でヒイロがいきなり足を止めます。「Guideだ」そして出し抜けにパイロットの首筋の匂いをくんかくんかかいだ上にパイロットの目をしげしげを見て「俺のGuideだ」と言うのです。勿論そのパイロットというのはデュオ。デュオはSentinelのテストを受けたことも勿論ないし、その上自分にESP能力を感じたこともないので一蹴しようとしますが、Guideは生まれつきある種のSentinelにしか感じ取れないフェロモンを発しており、しかも一度目を見ればSentinelが間違えることはありえないので、とにかく話だけでも聞いてくれと一行に諭されます。

しかし次のコロニーでカトル様を狙った襲撃があり、急激な出来事にヒイロはいきなり精神バランスを失いトランス状態になってしまいます。こうなってしまったSentinelを引き戻すことはGuide以外には誰にもできないのですが、ヒイロのGuideならデュオがなんとかできるはずと救急隊員に説得され、デュオはヒイロに呼びかけを繰り返し、なんとヒイロを何の経験も訓練も受けていないデュオが引き戻すことができました。これでデュオにGuideの素質があることが事実として確定してしまい…。

結局デュオは途中のコロニーのSentinelセンターに連れて行かれてテストを受けるのですが、デュオの能力は確かに開花していないのだけれども、テレパスとサイコキネシスという非常に珍しい「ダブル」であることが判明。しかもGuideのいないSentinelは発狂して死んでしまう…という事実を初めて聞かされたデュオは、しぶしぶヒイロのGuideとして生きることを承諾します…。今の年齢になってしまってからGuideになる訓練を受けても普通は何年もかかるのですが、デュオの特異な能力を鑑みるところ一年くらいでなんとか使い物になるだろうとプロフェッサーGのお言葉。ちなみにプロフェッサーGはGuideの訓練を受け持っており、ドクター・JはSentinelの訓練を行っています。

ってな感じで設定だけでも物凄く美味しい感じなのですが、なにしろヒイロはGuide無しにはおかしくなってしまうので、やっと見つけたデュオに触れたくて触れたくてしょうがなくて、初めて会ったときなんかはデュオに抱きついて離そうとしなかったりなかなか可愛いのであります(#^^#)やたらと「これは俺のだ。デュオは俺のだ。俺のGuideだ」とかドクター達にも必死で所有権を主張しちゃって「オレはモノじゃねえ!勝手に決めんな!」とかデュオに嫌がられたり、壁一枚隔てた向こうにやっと見つけた自分のGuideがいるのに手も触れられない…とかいって非常に辛そうなヒイロとか(なにしろSentinelにとっては死活問題)そういう一途に押しの強いヒイロも好き~(^^)

早くヒイロとデュオが身も心も既成事実を作っちまえばいい、と思いながらニヤニヤと続きを心待ちにしているのであります(エロババだから)
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