ASIAの独り言

在米ジョミブル者の独り言。全て自己責任でお読み下さい。
愛の妄想劇場:チとチ尋
なんかもう妄想もここに極まれりって感じなんですが、あの映画は結構ステキすぎる設定が満載だとワタクシは思いましたですヨ…奥様そう思わない?(^。^)だってなんたって貴方カミサマが疲れを癒すお風呂やさんですよゲヘヘ☆それにワタクシカミサマと人間だったらカミサマ受けでして…。内容的にはそんなにヒネりがあるってわけじゃないんでそのまんまって感じですが(爽やかな笑顔)まあサラリと読んで笑って許してください☆


じょみは14歳の少年です。新しく引っ越してきた土地で親とはぐれ、わけのわからない世界に迷い込み、そんなところに現れたブル~。人とは思えない程の美しさに見惚れるじょみです(お約束)それだけではなく、昔どこかで出会ったような…そんな懐かしさを感じます。銀の髪と深紅の目を持った美しい少年は、じょみを見て物凄く驚いたような顔をし、その綺麗な顔を歪めて警告を発します。

「君は…どうしてここへ!こんなところにきてはいけない、早く帰れ!」

しかし元きた道を戻ろうにも、見たこともない色んな生き物がうじゃうじゃ出てきて、じょみは泣きながら逃げ惑います。探しに来たブルーが、体が透明になりかけたじょみに無理矢理口付けをしたとたん、ブル~の体から何かがじょみの体の中に流れ込み、じょみの体は再びちゃんと見えるようになりました。空を徘徊しながら人間を探す湯婆婆の目から、じょみの体を守ります。さらりと銀髪がじょみの顔にかかり、ふわりといい匂いがしてじょみはドキドキしちゃいます(^^)湯婆婆がいなくなったあと、ブル~はじょみに、何か美しく銀色に光る鱗のようなものを一枚くれます。何故かブル~の腕から少し血が流れていますが、じょみはパニックになっていて気づきません。

「これをしっかり持っていて、お守りだ。これがあれば、他の者にも君が人間だとはすぐには気づかれない筈だ」
「僕…どうしたらいいの」
「ジョミー、これから僕の言うことを良く聞いて、言う通りにするんだ」

結局ブル~の言う通りに、ブル~が他の生き物達を誤魔化している間にじょみは湯婆婆に会い、湯屋で働くことになります。

「ブルー、こいつの面倒を見てやっておくれ」
湯婆婆の呼び出しに現れたブル~にじょみはほっとして声をかけますが…。
「あ、あの、ブルー…」
「僕の名前を気安く呼ぶな」
湯婆婆の前ではあえてじょみを冷たくあしらうブル~です。じょみは殆ど口をきいてくれないブル~にそのまま湯屋まで連れて行かれ、口は悪いが気のいいキムに色々と世話を焼いてもらいます。

翌朝布団の中で震えているじょみをブル~が呼びに来ます。夕べの湯婆婆の前での振舞いとは全く別人のように優しいブル~です。その白い指で一生懸命握ってくれたのか、じょみのためにおむすびまで持ってきてくれました。

「貴方はどうして僕の名前を知っているの」
「君がずっと小さかった頃から、僕は君を知っているよ」
「僕、こんなところもういやだ。家に帰りたい。家に帰して…」

おむすびを食べながら泣きじゃくるじょみの肩をそっと抱くブル~です。

「大丈夫、全部僕に任せて。必ず家に帰してあげるから、僕を信じて」

そうじょみに言い聞かせながら何故か表情が暗くなったブル~ですが、じょみは気づきません…。

なんだかんだと性格の良いじょみのこと、湯屋でも一生懸命働きます。しかし、いつもブル~のことが気になってたまりません。一緒に働く仲間のキムにブル~のことを聞いてみたりします。

「ねえ、ブル~はどこかなあ」
「ブルーブルーってウルサイ奴だなあお前は!あいつは湯婆婆の手先なんだぜ。なんか色々やばいことやらされてるって噂だぜ」
「そうなんだ…悪い人には見えないけど…」
「最近はなんだか前よりげっそりやつれてますます人相が悪くなったし、一体何をさせられてるんだか知らないけど近づかないほうがいいぜ~」

ブル~は時々日中にも姿が見えなくなるのですが、夜に至っては顔を見られたためしがありません。(ブルーは夜も忙しいのかなぁ…)朝見かけるブル~はいつも顔色が悪くてなんだか具合が悪そうです。そんなブル~のことがじょみは心配でなりません。

ある夜、廊下の雑巾がけをしていて盥の水を外に捨てようとして、じょみはブル~が湯屋の外の階段を上っていくのが見えました。(あれ…、ブルー?どこへ行くんだろう)そっと湯屋を抜け出して、じょみはブル~の後をつけていきます。ブル~は階段をどんどん上っていくと、天辺の扉から建物の中へと入っていきました。しばらく待って、じょみもそっと扉を開けてみます。中は薄暗い廊下でした。多分お湯屋の最上階か、そのすぐ下の階のようです。同じ建物の中の風呂場や宴会場のどんちゃん騒ぎが遠くから聞こえるような感じですが、廊下はしんと静まり返っていました。他の階と違い、けばけばしい装飾が一切無い、なにやら厳かな雰囲気です。

突き当たりに引き戸がありました。じょみはそっと物音を立てないように、その引き戸を開けてみました。中は広く、真っ暗な部屋にぽつんと蝋燭が一本ともっているだけです。中にブル~が真っ白な一重の着物を身に着けただけの格好で、きちんと正座をして座っているのが見えました。じょみはもそもそと部屋に入っていくと、ブル~に声をかけてみました。

「あの、ブルー…」
ブル~は物凄い勢いで振り向いたかと思うと、じょみがいるのを見て顔色を変えました。青ざめた、なんてものじゃない、蒼白です。
「君は…どうしてこんなところにいるんだ!」
「ブル~が何してるのか、知りたくて…」
「こんなところに来ちゃダメだ!早く戻るんだ!君がここにいることが見つかったら…っ!」

ブル~は何か外の気配に気づいたようです。

「…しっ…!静かに!」
「ブルー…?」
「僕が前にあげたお守りはまだ持っているね?絶対に離してはいけないよ」
「う、うん…」
「いいかいジョミー、よく聞くんだ。今出て行ったらあいつらと鉢合わせてしまう。あの衝立の後ろに隠れて、奴等が…、いなくなるまでじっとしているんだよ、いいね」
「あいつらって…?ブルー、何があるの?」
「しっ!いいかい、何があっても決して声を出してはいけないよ。奴等に気づかれたら君の命が危ないんだ。僕に…何があっても、決して物音を立ててはいけない。そして出来れば、ずっと目をつぶって、何も物音を聞かないように…するんだ、わかったね」
「ブルー、でも…」
「時間がない、早く隠れるんだ!」

有無をも言わせぬ真剣なブル~の雰囲気に、じょみも従わざるを得ません。慌てて衝立の後ろに隠れると、引き戸が開いて何者かが入ってくる気配がしました。じょみはブル~に言われた通り、耳をふさぎ、目も固くつぶって身を潜めていました。しばらくそうやっていましたが、そろそろ大丈夫かと思い、ふさいでいた耳から手を離しました。そして耳を澄ましてみると…。

「…あ、あぁ…」

なんとも艶めいたか細い声が聞こえてくるではありませんか。ブルーの声…?衝立の向こうの様子が気になって、じょみは目を開けると衝立の向こうをそっと覗いてみました。すると…。

「あ、ん…ふ、ぅ…」

真っ暗闇の中に、蝋燭の灯りがぽつんと一つ。薄闇の中に、白いブル~の肢体がぼんやりと浮かび上がります。着ていた一重ははだけられ、数人の何者かにのしかかられているではありませんか。どうやらブル~の周囲にいるのは人間ではないようです。3、4人くらいいるようですが、どれも真っ黒で、顔も目も口もなく、腕のような手のような触手がいくつも生えています。湯屋で見かけるどんな神様よりも禍々しい、異形な者達です。そしてその触手の幾つもが、ブル~の体を弄んでいるではありませんか…!

(な、なに、これ…ブルーは、一体、何をして…るの、何を…されてるの…?!)

真っ黒な生き物達の触手は、ブル~の体中をうねうねと這い回ります。その動きのひとつひとつに、ブル~の体がぴくりとしなります。ブル~は全く抵抗する様子もなく、触手の動きに体を任せ、意気を荒げているのです…。とても無理矢理陵辱されている姿には見えません。黒い生き物たちは全く言葉を発することなく、まるで動物のようにはっ、はっ、と荒い息だけが聞こえてきます。蝋燭の頼りない光に照らし出されているだけでなく、ブル~の体はぼんやりと青白く発光していることに気がつきました。どうやら悦楽を感じている分、ブル~の体が発光するようなのです。そして、快楽を感じたブル~の体から蝶粉のように発せられるその不思議な光を、生き物たちは貪り食っているのです。ブル~の体の光を喰うと、生き物の体が少しだけ白くなるようです…。

「は、は…ぅ、んぁ…っ」

醜い生き物達に素直にその体を任せ、ブル~はひたすら切なげに甘い吐息を吐き続けます。見たくないのに、見てしまう…じょみは更に見てしまいました、震えるブルーのあらぬ部分にぬるりと触手が巻きついたかと思うと、上下にもぞもぞと蠢きます。同時に、ひくりとブル~の体がしなり、吐き出される声が更に甘くなりました。

「あ、あ、あぁ…っ」

うねる触手に全身を愛撫され、ブル~の体は更にぼうっと光りだします。やがてブル~は一際甲高い嬌声を上げて体を震わせたかと思うと、下半身を濡らしました。ブル~の体にのしかかる生き物達は、言葉にならない暗い歓喜の声をあげると、ブル~の吐き出した精に群がり、おのおのの触手でそれを舐めとります。触手に下腹部をぬらぬらと撫でられるだけでブル~の体はひくりひくりと震えます。

しかしそれだけでは終わりません。一度吐き出したばかりというのに、再度可哀想なほどに持ち上がり、ふるふると震えるブル~様のそれを触手で愛撫されては、うっとりと声をあげて果て、精を吐き出しているではありませんか。果てるたびにブル~様の肢体がびくびくとしなり、ぱさりぱさりと薄闇に輝く銀の髪が蝋燭のか細い光を受けて光ります。そのうちにブル~様の体がひっくり返されてうつ伏せにさせられ、 一際大きな生き物に獣のような姿でのしかかられます。

「ん…ふっ…」

四つん這いで腰だけを高く上げされられ、知識に乏しいじょみでも一体何が起きているのか分からずにはおれません。おぞましい異形なものに後ろから犯されている間にも、他の者達もブル~の全身を舐めるように愛撫し、舌を鳴らしてはブル~の全身にしっとりと滲む汗を舐めとります。汗の一滴一滴すら美味なようで、体そのものを味わわれているような状態です。ブル~のあまりにも艶かしい姿に、じょみもいつしか自分の体が熱くなるのを自覚せざるを得ません…ぎゅっと目を閉じて見ないようにしようと思っても、ブル~様の甘い悲鳴が耳に届くとどうしても目を開けて見てしまいます。目の前では官能の狂宴が繰り広げられるままに、じょみもブル~の痴態を見ているだけで、何度も自らの下衣の中で果ててしまいます。そんな自分が悔しくても、どうすることもできません…。



白々と夜が明けてくると、異形の者達はやっと満足したのか、ブル~様の体から離れ、ぞろぞろと出て行ってしまいます。ブル~はつらそうで、体を起こすこともままなりません。…じょみはやっと動けるようになった脚を叱咤し、外に飛び出します。もう何がなんだか分からなくて、紫陽花の花の茂みに隠れながら泣いていると、身支度だけは整えたものの、げっそりとやつれた様子のブル~がやってきました。

色々と一杯一杯で、じょみは疲れきって顔色の悪いブル~様を目の前にして、きつく糾弾してしまいます。

「な、なんだよ夕べの…っ!ブルー、体売ってるの?!そんなに、お金が欲しいの?汚い…最低だよ!」
「ジョミー…」
「家に帰してくれるって約束してくれたくせに!嘘つき!家に帰してよ、今すぐ!もうこんなところ一日だっていたくないよ!貴方の顔も、二度と見たくない!!」
「……」
「そんな汚い手で僕に触るな!こんなものいらないっ!貴方なんか、大っ嫌い!!」

じょみは以前ブル~にお守りにと貰った鱗をブル~に泣きながら投げつけました。酷い言葉をぶつけているのは重々承知です。しかし、まだ子供のじょみには、ほのかに恋心を抱いていた相手のあんな痴態を受け止める心の余裕なんかひとつだってありはしませんでした。ブル~が、あんな気持ちの悪い生き物に体をいいようにされて抵抗のひとつもしていなかったことが、ただひたすら許せませんでした。物凄く身勝手な感情ではありましたが、まるで自分が信じていたブル~に裏切られたような気持ちになったのです。そして、隠れているだけでどうすることも出来なかった自分のことも、もっと悔しくて…。それに、ブル~のあんな姿を見て、欲情してしまった自分自身を持て余したじょみは、全てブル~のせいにすることでどうにか心の均衡を保っていたのです。

ブル~は何も答えません。なんだかもともと色の白いブル~が、更に顔色が悪く見えました。ブル~の顔をまともに見ることも出来ずにじょみが地面をじっと睨んでいると、疲れたようなブル~の声が聞こえました。

「…わかった、なんとかして家に帰してあげよう」
「…ほんとに?」
「でも、今日は無理だ。三日待っておくれ。そうしたら、…きっと…」
「三日だね!絶対だね?!もうそれ以上絶対待てないから!」

最後にブル~を怒鳴りつけて、じょみは全速力で自分の寝る大部屋へと駆けて行ってしまいました。あんな態度を取りたかったわけじゃないのに…しかしまだ子供のじょみは自分の気持ちを処理する術を持ちません。そんなじょみを引き止める術も持たず、ブル~は自らの手を見つめ…そして、何かを決心したかのような面持ちで両手を固く握り締めました…。

その後三日間、じょみはブル~と口を聞きませんでした。自分があんな酷いことを言って八つ当たりしてしまったのが気まずかったからです。本当なら謝りに行かないといけないとは分かってはいるのです。でも、好きだった相手のあんな姿を見せられてしまって、ブル~と顔を合わせて平常心でいられるわけもなく…。ブル~のことを考えただけで熱くなる体を持て余し、じょみはブル~のことをなるべく考えないようにして過ごしました。

そして湯屋でカオナシが金をばら撒いて大騒ぎしている頃、じょみは遅く目を覚ましました。昨日もブル~のことを考えすぎて眠れなかったからです…。ふと外を見ると、美しい銀色の龍が、沢山の紙切れに取り囲まれ、苦しみながらこちらにやってくるではありませんか!何故だかじょみにはその龍がブル~だと分かったのです…。

「ブルー、こっちだ、早く!!」

龍が飛び込んできたのと同時に窓を閉め、紙切れ達は湯屋の結界に触れてバラバラと床に落ちていきます。床に倒れた龍は血だらけで、息も絶え絶え…。苦しげに、しかし目を開けた龍はじょみの顔を見ると、再び力を振り絞って咆哮を上げると、ガラスを破って外へと飛び出していきました。後を追って駆けたじょみは、銀の龍がゼル爺(笑)のボイラー室へと飛び込んでいったのを見届け、後を追います。いきなり飛び込んできた血だらけの龍に驚くゼル爺さんですが、何か呪いを体の中に抱えて苦しんでいることを見抜きます。じょみが河のカミサマから貰った苦団子を食べさせると、龍はもがきながら魔女の契約印を吐き出し、血まみれのままニンゲンの姿に戻ってそのまま気絶してしまいました。

「どうしよう、ブルーが死んじゃう!どうしてこんな怪我を…」
「…ブルーはなぁ…湯婆婆と契約を結んだから、湯婆婆のために汚い仕事をさせられておるんじゃ」
「ブルーはなぜ湯婆婆と契約を結んだの」
「さてのう…ワシも詳しいことは知らんが、なんでも人間の命を助けたからだっていう話じゃな」
「人間の…命?」
「そうさな、かれこれ10年前くらいになるか…命を落とした人間の子供を生き返らせたいとやってきて、湯婆婆と契約を結んだんじゃよ」
「人間の…子供…」
「幾ら湯婆婆でも、人一人生き返らせる魔法を何の代償も無しに使えるわけがないからの。ブルーが湯婆婆の言いつけで汚い仕事を色々とさせられているのはそのせいなんじゃ」
「ブルーを…助けて、お願いします」
「さてのう…銭婆の強い呪いがかけられているようだ、助かるかどうか…」
「僕、湯婆婆に会ってきます。それから、銭婆に会って、ブルーの代わりに謝って許してもらいます」
「銭婆に会いに行くのか、あの魔女は恐ろしい奴だぞ」
「ブルーは僕を助けてくれた。今度は僕がブルーを助ける番だから…」

じょみはまずカオナシをどうにかしてから(超適当)湯婆婆の下に足を運びます。

「ブルーを自由にしてあげてくれませんか」
「お前さてはブルーの夜の仕事を覗き見したんだろう。アタシがブルーに無理矢理あんなことやらせてるとでも思ってるのかい」
「違うんですか」
「こりゃまた心外だね。あれはブルー自身が望んだことだ」
「…ブルーが…?」
「いくらアタシの魔法をもってしたって、人一人を生き返らせるってのはおおごとだ。禁断の魔法だからね。アタシが使ったのはほんの手助け程度の術さ。でもブルーはどうしてもお前を生き返らせるって言って聞かなくてね。」
「禁断の、魔法…」

じょみが見た真っ黒で気持ちの悪い異形の者達は、黄泉の使いだと湯婆は言うのです。一度死んでしまったじょみの魂を取りに行くのをを見逃してもらっている代わりに、ブル~の龍としての精気を黄泉の使いに分け与えてやる必要があるのです。湯婆婆の命令で無理矢理体を与えているのかと思いきや、湯婆婆はただブル~のために場所を提供してやっているだけだというのです。ブル~は子供のように見えても、もう何百年も生きている大物の龍で、それほどの力のある神様でも、黄泉の使いを抑えるのに精一杯。黄泉の使いは元々姿が目に見えないのですが、長年じょみの魂を無理をして人間界に残し続けた代償にどんどん体が黒くなり、最近ではどれだけブル~が精気を分け与えても焼け石に水なのです。

「場所を提供してやってる代わりに、ブルーは昼間はアタシの言いつけた用事をこなす。夜はお前の命を少しでも延ばすために、夜な夜な黄泉の使いに体をエサとして与えてやってる。そういう契約なんだ」
「その契約は…どうにかならないんですか」
「いくらアタシの術でも、死ぬはずのものを生かすのには限界があってね。せいぜい10年がいいとこさ。アンタがこっちの世界に紛れ込んだのも、契約の期限の10年がきたからだよ」
「…!」
「これ以上お前の寿命を延ばすのは無理なのさ。ブルーがお前に何を言ったか知らないが、幾ら黄泉の使いに精気を与えてももう限界なんだ。このまま続けたらブルーのほうが死んじまう」
「僕、銭婆さんに会ってきます」
「そうかい、アタシは別に止めないよ」

その後じょみはブルーの体内にあった契約印を握り締めて電車に乗り、銭婆に会いに行きます。意外にも銭婆はじょみを暖かく迎え入れてくれて、お茶を入れてお茶菓子まで出してくれました。

「これを返しに来ました…ごめんなさい」
「アンタ、これが何か知ってるかい。魔女の契約印だよ」
「とても大切なものだということしか知りません」
「これはね、禁断中の禁断の魔法に使うのさ。死んだ筈の人間に、命を与えることができるんだ。その代わり、術を行った者の命を奪うがね」
「…えっ…!」
「あの龍はこの印を盗んでいった。自分の命を投げ打っても、生き返らせたい人間がいるんだろうねぇ…?」
「…僕、もう帰らないと…!ブルーに会って、謝らないといけないんだ…!」
「まあお待ち、外にお客が来ているよ」

外で待っていたのはあの美しい銀の龍です!龍はじょみを見ると、安心したような顔になってブルーの姿になりました。

「ブルー!怪我は、もう大丈夫なの…」
「心配させてすまなかった。ジョミーが助けてくれたから、この通り無事だよ、ありがとう」

いつもと変わらない優しい笑顔、綺麗な瞳。自分は一体この人がどれだけ好きなのだろうと、じょみは初めて自覚しました。同時に目からぽろぽろと涙が零れます…。じょみは泣きじゃくりながらブルーに抱きつき、しゃくりあげながらブルーに謝り続けました。

「ごめんなさい、ごめんなさ…僕、貴方に、ひどいことを…っ全部、僕のせいで…っ」
「湯婆婆から話を聞いたんだね。ジョミーが謝ることはなにもないんだ…。全部僕が決めたことだから…」
「僕、貴方を覚えてる、4歳のときに、川に落ちて…あのとき、本当は僕は死んでいたんだね」
「まだ子供の君が僕の中に入ってきたときから、僕には分かったんだ…きっと僕は君に恋をするって。あのときから、君の成長をずっと見守っていたよ」
「ブルー…ごめんなさい…僕も、僕も、貴方が好きです…本当に、ごめんなさい…お願い、もう僕のために自分を犠牲にしないで…」
「ジョミー?」
「僕、もう家に帰らなくてもいい。貴方の傍にいたい…」

銭婆がヤレヤレという顔で泣きながら抱き合う二人を見ています。結局二人は銭婆と新しい契約を結ぶことにしました。じょみはもう人間界には戻れないのですが、この狭間の世界で暮らすことはできるのです。じょみに命を与え続ける必要が無くなったブルーは、じょみと一緒に銭婆の元で銭婆の畑を耕したり家周りの仕事をしたりして静かに暮らすことにしました。ブルーとじょみは銭婆の家の裏の小屋を与えられ、時には龍の姿でじょみと空を飛び回ったり湯屋に顔を出したりして、末長く幸せに暮らしましたとさ。

ちなみに普段はジョミブル以外のキャストとか目に入ってないのでジョミブル以外の役者さん(?)はその他大勢って感じなんですけど、トォニィが坊とか可愛いかもしれませんねぇ~(^。^)僕と遊んで遊んでとぎゃあぎゃあ泣き喚くトォニィに何故かなつかれちゃて弱り果てるじょみとか…(^。^)
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